新型コロナウイルス感染症による需要・事業継続リスク
FY2020に初出。7回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2022。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2022再掲有価証券報告書
「国内ガラスびん市場は、少子高齢化による人口減少、天候不順・自然災害等の外的な要因、また他素材容器への転換が進んでいる中、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、需要の回復は厳しい状況にあります。」
感染症による需要・事業継続リスクを、人口減少、他素材化、天候・自然災害などと併せて継続して記載した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「海外関連会社において新型コロナウイルス感染症拡大抑制のためのロックダウンによる販売量の減少等の影響があり、また、米国の関連会社において新型コロナウイルス感染症の影響等により生産立ち上げが遅れ、損失が増加したため、持分法による投資損失は990百万円(前年同期は持分法による投資損失591百万円)となり」
感染症による海外関連会社のロックダウンが販売量減少として現れ、米国関連会社の生産立ち上げ遅延による損失増加も発生した。持分法による投資損失は990百万円となった。 - FY2021悪化有価証券報告書
「国内ガラスびんは、少子高齢化による人口減少、天候不順・自然災害等の外的な要因、また他素材容器への転換が進んでいる中、昨年来の新型コロナウイルス感染症の影響が続き、需要の回復は厳しい状況にあります。」
感染症の影響が通期で継続し、国内ガラスびん需要の回復は厳しいとの認識を示した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「感染拡大の第3波が起き、特に飲食店向けのアルコール飲料や栄養ドリンク等の販売は戻りませんでした。その結果、ガラスびん業界の出荷量は第1四半期連結会計期間に前年同期比81.3%と大きく減少し、当第3四半期連結累計期間では前年同期比89.9%となりました。」
新型コロナウイルス感染症の第3波により、飲食店向け飲料等の需要回復が進まず、ガラスびん業界の出荷量減少が続いた。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「国内において新型コロナウイルス感染症の収束見通しが立たない中、引き続き活動自粛が販売に大きな影響を及ぼしました。GoToキャンペーン等にも期待しましたが、ビールや清酒・焼酎をはじめとする飲食店向けのアルコール飲料、自動販売機飲料や栄養ドリンク等の減少は止まず、ガラスびん業界の出荷量は前年同期比87.0%となりました。」
感染症による活動自粛の影響が、飲食店向け飲料等の需要減少とガラスびん業界出荷量の前年同期比87.0%として引き続き実績化した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「国内において新型コロナウイルス感染症の流行による活動自粛の影響で、食料調味料や消毒用高アルコール製品、低価格帯のウイスキーなどの需要が増加したものの、ビールや清酒・焼酎をはじめとする飲食店向けのアルコール飲料、自動販売機飲料や栄養ドリンク等が大きく減少し、ガラスびん業界の出荷量は前年同期比81.3%となりました。」
新型コロナウイルス感染症による活動自粛が、飲食店向け飲料等の需要減少とガラスびん業界の出荷量減少として実際に業績へ影響した。 - FY2020初出有価証券報告書
「2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による訪日客の減少、イベントの自粛、不要不急の外出や外食の自粛等により消費が大きく落込むことが予想されます。」
新型コロナウイルス感染症による消費減少、ガラスびん需要減少、事業継続への影響を独立したリスクとして初めて明示した。