顧客の生産・在庫調整による精密機器の受注停滞
FY2017-Q1に初出。36回の記載のうち15回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q1。直近の記載は2026-08-05。
不二ラテックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。16社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに8社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「精密機器事業は市場の回復に伴い受注残が堅調に推移し、売上も好調に推移しました。」
顧客側の生産・在庫調整等による受注停滞について、市場回復に伴い受注残が堅調に推移し、売上も好調となったと記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「精密機器事業は海外市場での景気減速影響に加えて、特に年度前半において一部の取引先業種で在庫調整が発生したこと等が売上の下押し要因となりましたが、年度後半には市場の回復傾向がみられました。」
一部取引先業種で在庫調整が発生し、精密機器事業の売上を下押しした。年度後半には市場回復の傾向も記載されている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「精密機器事業においては、中国をはじめとする海外経済の減速により、世界的な設備投資停滞傾向や一般産業機械市場の低迷による受注弱含みが依然として続いており、減収となりました。この結果、売上高は1,898百万円と前年同期に比べ230百万円(△10.8%)の減少となりました。」
海外経済減速、設備投資停滞、一般産業機械市場低迷による受注弱含みが継続し、精密機器事業は前年同期比10.8%減収となった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「精密機器事業は一般産業機械市場の需要低迷が想定以上に長期化したことや欧州市場の景気回復の遅れや中国市場の景気減速が影響し、一部の取引先業種で在庫調整が発生したこと等が重なり、大幅な減収となりました。」
一般産業機械市場の需要低迷、欧州市場の回復遅れ、中国市場の景気減速、一部取引先の在庫調整が重なり、精密機器事業の売上高は前年同期比18.4%減少した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「精密機器事業は、一般産業機械市場の需要回復に力強さが見られず、欧州市場の回復の遅れや中国市場の減速など海外市場の動向に売上が大きく影響を受けました。」
一般産業機械市場の需要回復の弱さ、欧州市場の回復遅延、中国市場の減速が精密機器事業の売上を下押しする状況が続いた。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「精密機器事業においては、中国をはじめとする海外経済の減速により、世界的な設備投資停滞傾向や一般産業機械市場の低迷による受注弱含みが依然として続いており、供給制約問題の解消に伴う滞留受注の一掃や在庫調整による反動減も減収に影響しました。」
海外経済減速、設備投資停滞、一般産業機械市場の低迷に加え、供給制約解消後の滞留受注一掃や在庫調整による反動減が受注・売上の下押し要因として続いている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「精密機器事業は前期終盤から顕在化してきた世界的な設備投資停滞傾向や一般産業機械市場の低迷が依然として続いており、供給制約問題の解消に伴う滞留受注の一掃や在庫調整による反動減も減収に影響しました。」
世界的な設備投資停滞、一般産業機械市場の低迷、滞留受注の一掃および在庫調整による反動減が重なり、精密機器事業の減収要因となった。 - FY2023調達難の解消・海外需要減速有価証券報告書
「精密機器事業は国内・海外ともに部材調達難に直面しましたが、年度後半に向けて徐々に解消することができました。海外市場を中心に需要の減速感は出てきたものの、積み上がっていた受注に対応した結果、売上は年間を通して概ね好調に推移いたしました。」
部材調達難は年度後半に向けて解消した一方、海外市場では需要減速感が生じた。積み上がった受注への対応により年間売上は概ね好調だった。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「物価高による消費低迷や金融引締め策による景気後退懸念など受注減少要因が顕在化しつつありますが、とりわけ海外向け取引では昨年同様、売上が好調に推移しました。」
物価高による消費低迷や金融引締めによる景気後退懸念が、受注減少要因として顕在化しつつあると記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「物価高による消費低迷や金融引き締め策による景気後退懸念など受注減少要因が顕在化しつつありますが、とりわけ海外向け取引では昨年同様、売上が好調に推移しました。」
物価高や金融引締めによる景気後退懸念が受注減少要因として顕在化しつつあると記載している。一方、海外向け取引は好調に推移した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「依然として続く半導体不足や、中国のロックダウンの影響による世界的な設備投資停滞傾向や一般産業機械市場の低迷が背景にありますが、世界的な供給制約問題に端を発するサプライチェーンや納期問題を受けて、受注自体は依然として高い水準で推移しております。」
半導体不足、中国のロックダウン、世界的な設備投資停滞、一般産業機械市場の低迷に加え、サプライチェーン・納期問題が続いている。受注は高水準だが、顧客側の生産・投資環境に関するリスク要因は拡大している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「精密機器事業は国内・海外ともに昨年12月以降に取引先の需要が急回復し、今期も受注が好調に推移しました。生産設備用市場での需要拡大のほかにも幅広い業種において生産増の動きが見られ、売上増加に寄与しました。また、海外向け取引では欧州を中心に好調な受注が続きました。製品別ではショックアブソーバおよびロータリーダンパーともに前年比大幅増収となりました。」
取引先の在庫・生産調整等による受注停滞からの回復が続き、国内外の需要・受注が好調に推移し、ショックアブソーバおよびロータリーダンパーは前年比大幅増収となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「精密機器事業は国内・海外ともに昨年12月以降に取引先の需要が急回復し、今期に入っても受注が好調に推移いたしました。生産設備用市場では半導体・通信機器装置に続いて工作機械関連向けの需要も拡大したほか、幅広い業種において生産増の動きが見られ、売上増加に寄与しました。」
取引先の在庫・生産調整等で低迷していた精密機器事業の受注が、半導体、通信機器装置、工作機械等で回復・拡大した。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の精密機器事業におきまして、受注高および受注残高に著しい変動がありました。これは、前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響により減少しておりました受注が回復し、特に半導体関連を始めとする産業機械市場全般、住宅設備機器、輸出比率の高い建機、家電等の緩衝器の受注高が増加したことによるものであります。」
新型コロナウイルス感染症の影響で減少していた精密機器事業の受注が回復し、半導体関連、産業機械、住宅設備、建機、家電等で受注高が増加した。 - FY2021対処有価証券報告書
「精密機器事業は国内・海外ともに新型コロナウイルス感染症の売上への影響が年間を通して続くことにより約2割の減収を想定していましたが、実質的に6ヶ月で影響が収束し、減収幅も縮小いたしました。」
顧客の在庫・生産調整や感染症の影響は発生したものの、精密機器事業では実質6か月で影響が収束し、減収幅が縮小した。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「国内市場では取引市場毎に減速感に差がありましたが、第3四半期では回復基調の傾向がでてきております。一部の住宅設備市場では比較的堅調に受注が推移したほか、家電、複合機市場等における生産調整終了により受注が回復傾向にあります。海外市場では主に欧州市場での需要低迷に底打ち感がでており、受注が回復しつつあります。」
住宅設備市場の一部や家電・複合機市場で受注が回復傾向となり、欧州市場でも需要低迷に底打ち感が生じたと記載している。ただし、精密機器事業は前年同四半期比で減収・減益となっている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「主力のショックアブソーバ及びロータリーダンパーは経済活動の停滞を受けた取引先の在庫調整や減産の影響を受けながらも、変動を最小限に抑えて推移いたしました。国内市場では取引市場毎に減速感に差がでており、一部の住宅設備市場では比較的堅調な受注が続きましたが、家電、複合機、一般産業機械、建機市場等における受注は停滞いたしました。海外市場では主に欧州市場での需要低迷により、販売計画を下回りました。」
住宅設備市場の一部では受注が堅調だったものの、国内の複数市場で受注が停滞し、欧州市場の需要低迷により販売計画を下回った。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「主力のショックアブソーバ及びロータリーダンパーは、経済活動の停滞を受けた取引先の在庫調整や減産の影響を受けながらも、変動を最小限に抑えて推移いたしました。国内市場では取引市場毎に減速感に差がでており、一部の住宅設備市場では比較的堅調な受注が続きましたが、家電、複合機、一般産業機械、建機市場等における受注は停滞いたしました。海外市場では総体的に出荷調整が顕在化しており、販売計画を下回りました。」
取引先の在庫調整・減産、国内の複数市場での受注停滞、海外の出荷調整が継続し、精密機器事業の売上は前年同四半期比12.6%減少した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「主力のショックアブソーバおよびロータリーダンパーは、産業分野ごとに温度差はあるものの、米中貿易摩擦や日韓問題の影響に伴う設備投資の大幅な減少により減収基調で推移いたしました。」
海外ユーザーの在庫・生産調整に加え、米中貿易摩擦・日韓問題による設備投資減少や新型コロナウイルスの影響が重なり、精密機器事業は減収となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「主力のショックアブソーバ及びロータリーダンパーは主要市場として位置付けている住宅設備、複合機等の各分野において堅調な受注が続いたものの、半導体・液晶関連等の産業用設備投資関連の受注は持続性に欠ける展開となりました。海外市場では一部取引先に対する出荷調整等の影響もあり、販売計画を下回りました。また製造原価に占める労務費や減価償却費の増加等が利益の圧迫要因となりました。」
住宅設備・複合機等では受注が堅調な一方、半導体・液晶関連の受注が持続性に欠け、海外の出荷調整による販売計画未達と労務費・減価償却費の増加も記載されている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「主力のショックアブソーバ及びロータリーダンパーは主要市場として位置付けている住宅設備、家電、複合機等の各分野において堅調な受注が続いたものの、半導体・液晶関連等の産業用設備投資の減少が影響し、全体的にはやや伸び悩みました。海外市場では一部取引先に対する出荷調整等の影響もあり、販売計画を下回りました。」
国内では半導体・液晶関連等の産業用設備投資減少により受注が伸び悩み、海外では取引先の出荷調整等により販売計画を下回った。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「国内市場では主要市場として位置付けている住宅設備、家電、複合機等の各分野において堅調な受注が続いた一方で、半導体製造設備等の一般産業用生産設備、工作機械、建機分野等における受注は伸び悩みました。海外市場では一部取引先に対する出荷調整等の影響もあり、販売計画を下回りました。」
国内では一般産業用生産設備、工作機械、建機分野等の受注が伸び悩み、海外では出荷調整等により販売計画を下回った。 - FY2019中国設備投資縮小・一般産業用受注減有価証券報告書
「半導体、液晶、工作機械等の製造設備関連は、中国での設備投資縮小の影響もあり下期から減速し、一般産業用生産設備向けショックアブソーバは大幅な受注減となりました。」
海外ユーザーの在庫・生産調整の影響が一巡した面がある一方、中国の設備投資縮小により製造設備関連が減速し、一般産業用生産設備向け受注が大幅に減少した。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「海外市場では継続的な生産調整や在庫調整の影響も低下し、受注は堅調に推移しました。」
海外ユーザーの生産調整・在庫調整の影響が低下し、精密機器事業の海外受注が堅調に推移したと記載している。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「海外市場では継続的な生産調整や在庫調整の影響も一巡し、受注は回復傾向となりました。」
海外ユーザーの生産調整・在庫調整の影響が一巡し、精密機器の海外受注が回復傾向となったと記載している。ただし、一般産業用生産設備等の国内分野はやや伸び悩んだ。 - FY2019-Q1海外受注は若干回復・一般産業用は頭打ち有価証券報告書
「主力のショックアブソーバ及びロータリーダンパーは、国内向けでは概ね堅調な受注となりました。住宅設備関連に加え、家電、複合機関連、自動車関連の分野で安定的な受注を確保できましたが、一般産業用生産設備向けは頭打ち傾向となりました。一方、海外市場では一部ユーザーの在庫調整や生産調整が続きましたが、受注は若干回復いたしました。」
国内の主要分野では安定受注を確保した一方、一般産業用生産設備向けは頭打ちとなった。海外市場では在庫・生産調整が続くものの、受注は若干回復した。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「また、海外市場では一部ユーザーの在庫・生産調整等の厳しい状況が続き売上は伸び悩みました。」
海外市場では一部ユーザーの在庫・生産調整による売上停滞が継続している。一方、国内主要分野の受注は好調と記載されている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「懸念された住宅設備関連での生産調整等による影響は限定的で受注は拡大しました。一方、海外市場では継続的な生産調整等の影響により売上は伸び悩みました。」
国内の住宅設備関連では生産調整の影響が限定的となり受注が拡大した一方、海外市場では生産調整の影響による売上停滞が継続している。 - FY2018-Q1国内受注拡大・海外受注停滞有価証券報告書
「懸念された住宅設備関連での生産調整等による影響は軽微で、受注は拡大しました。住宅設備関連に加え、家電、一般産業用生産設備、複合機関連、自動車関連の各分野とも受注は堅調に推移しました。一方、海外市場では一部ユーザーの在庫調整や生産調整が続き受注が伸び悩みました。」
国内の住宅設備関連等では生産調整の影響が軽微となり受注が拡大した一方、海外では在庫調整・生産調整が続き受注が伸び悩んでいる。 - FY2017国内回復・海外停滞と新規顧客期待有価証券報告書
「従来から主要な市場として位置付け、重点的に市場開拓を継続している住宅設備関連は、上半期の生産調整の影響も払拭され大幅な増収となりました。海外市場では当社の大手取引先の生産調整により受注が伸び悩み、前年を下回る実績となりましたが、新たな顧客からの受注増加が見込まれます。」
住宅設備関連の国内受注は生産調整の影響を払拭して大幅増収となった一方、海外大手取引先の生産調整は継続し、新規顧客からの受注増加が見込まれている。 - FY2017-Q3国内受注回復・海外等の停滞継続有価証券報告書
「住宅設備関連で続いていた生産調整等は第2四半期でほぼ底を打ち、受注は従来の水準に回復しました。しかし、産業用の分野では国内外の設備投資が徐々に回復をしているものの大幅な受注増には及ばず苦戦が続きました。また、海外市場では一部ユーザーの在庫調整等により厳しい状況が続きました。」
住宅設備関連の生産調整は底打ちし受注が従来水準へ回復した一方、産業用分野の設備投資停滞と海外ユーザーの在庫調整の影響は続いている。 - FY2017-Q2国内は底打ち・海外は継続有価証券報告書
「既に底を打った住宅設備関連の生産調整等の影響があったものの計画通りの売上高を確保できました。また、海外市場では一部ユーザーの在庫調整等の影響が残り売上は伸び悩みました。一方、産業用の分野は設備投資の回復が遅れ苦戦を強いられました。」
国内住宅設備関連の生産調整は底打ちとされる一方、海外ユーザーの在庫調整と産業用分野の設備投資停滞は継続している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「住宅設備関連の一部での生産調整等による影響で受注は伸び悩みました。また、海外市場では一部ユーザーの在庫調整や生産調整があり受注が伸び悩みました。」
国内の住宅設備関連および海外ユーザーで生産・在庫調整が発生し、精密機器の受注が伸び悩んだと記載している。