新型コロナウイルス感染症による景気悪化・美容室営業制限リスク
FY2020-Q1に初出。16回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q2。直近の記載はFY2025-H1。
ミルボンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。90社中68社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに33社。
- FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症による景気悪化・美容室営業制限を含む既存リスクについて、重要な変更がないとの扱い。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症による景気悪化・美容室営業制限を含む既存リスクについて、重要な変更がないとの扱い。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症による景気悪化・美容室営業制限を含む既存リスクについて、重要な変更がないとの扱い。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行により、経済活動の正常化が進み、個人消費、インバウンド需要を中心に緩やかに持ち直しました。」
感染症の5類移行に伴う経済活動の正常化と緩やかな持ち直しを再掲。感染症の影響が完全に解消したとは記載されていない。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更されたことにより、経済活動の活発化が進み、個人消費を中心に緩やかに持ち直しました。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い経済活動の活発化が進み、従来の行動制限下からの回復が記載された。感染症の影響が完全に解消したとは記載されていない。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和を受け、経済活動の正常化が進んだことを背景に緩やかに持ち直しました。」
新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済活動が正常化に向かい国内経済が緩やかに持ち直したと記載された。感染症の影響が解消したとは記載されていない。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「国内市場におきましては、7月の感染再拡大による美容室来店減少が見られたものの、全体としては堅調に推移しています。」
新型コロナウイルス感染再拡大により、7月に美容室の来店減少が実際に発生したと記載。一方、国内市場全体は堅調に推移した。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「国内市場におきましては、地方都市において感染拡大が人流に影響した第1四半期と比較して回復が見られ、デザインカラーを楽しむ顧客層が増えたことも影響し染毛剤が大きく伸長しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による地方都市の人流影響について、第1四半期と比較して国内市場に回復が見られたと記載。一方、感染症の影響自体は継続している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「国内市場におきましては、需要回復の兆しはあったものの、地方都市における感染拡大が来店減少につながり影響を受けました。」
新型コロナウイルスの感染拡大により、需要回復の兆しがある一方、地方都市では来店減少が実際に発生し、国内市場が影響を受けた。新たな変異株の感染拡大により経済全体の持ち直しも足踏み状態となった。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「美容業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響下にありながらも美容室においては、顧客がコロナ禍前の水準に戻りつつあります。ただ、都心部の美容室には顧客が十分に戻っていない状況が続いているところもみられます。」
美容室全体では顧客がコロナ禍前の水準に戻りつつあるとされ、前四半期の「戻り始めている」から回復が進んだ。一方、都心部では顧客が十分に戻らない状況が継続している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「美容業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響下にありながらも美容室には顧客が戻り始めております。ただ、都市部の美容室には顧客が十分に戻っていないところもみられ、予断を許さない状況が続いております。」
美容室に顧客が戻り始めた一方、都市部では十分に戻っていない状況が継続。4度目の緊急事態宣言の影響も記載され、感染症リスクへの警戒が続いている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う2度目の緊急事態宣言の発出によって、社会経済活動は大きく制限され厳しい状況が続きました。先行きはワクチン普及による経済回復が期待されるものの、3度目の緊急事態宣言の発出の影響等、依然として不透明な状況となっています。美容業界におきましても、美容室に顧客は戻り始めておりますが、依然として都市部の美容室など顧客が十分に戻っていないところも多く、予断を許さない状況が続いております。」
感染症再拡大に伴う2度目・3度目の緊急事態宣言と、都市部の美容室で顧客が十分に戻っていない状況が記載され、感染症影響への警戒が続いた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「美容室に顧客は戻り始めておりましたが、都市部の美容室など顧客が十分に戻っていないところも多く、先行きについては楽観できない状況に変わりはありません。」
緊急事態宣言による営業制限・来店客減少が通期業績に影響し、都市部では顧客が十分に戻らない美容室が多い状態が継続。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「美容業界におきましても、5月下旬の緊急事態宣言の解除により、美容室に顧客は戻り始めていますが、都市部の美容室では、まだ顧客が十分に戻っていないところも多く、今後の感染症の動向に留意する必要があります。」
新型コロナウイルス感染症による美容室への影響が継続。顧客は戻り始めた一方、都市部では十分に戻っていない美容室が多く、感染症動向への警戒が続いていると記載された。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「美容業界におきましても、緊急事態宣言発出による美容室の営業制限や来店顧客の減少による厳しい状況が続きました。5月下旬の緊急事態宣言の解除により美容室に顧客は戻り始めていますが、今後の感染症の動向に留意する必要があります。」
新型コロナウイルス感染症による美容室の営業制限と来店顧客減少が第2四半期にも実際に発生。緊急事態宣言解除後に顧客が戻り始めた一方、感染症動向への留意が必要と記載された。 - FY2020-Q1初出有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税増税により前年第4四半期から引続き消費が伸び悩んだことに加えて、3月以降の新型コロナウイルス感染症による外出自粛要請等の影響もあり、景気は急速に悪化しました。先行きについては、当面、感染症の影響が続くと見込まれ、景気がさらに下振れするリスクがあります。美容業界におきましても、引続き人口動態による厳しい経営環境に加えて、今後は新型コロナウイルス感染症による美容室の営業制限や来店客の減少等の影響が懸念されます。」
新型コロナウイルス感染症による景気急速悪化、美容室の営業制限、来店客減少を新たなリスクとして初めて明示。イベント・セミナー中止や中国売上減少など、影響がすでに発生したことも記載された。