スマホゲームのグローバル配信遅延と開発期間長期化
FY2020-Q2に初出。8回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q3。直近の記載はFY2025-H1。
クリーク・アンド・リバー社がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。9社中4社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- FY2025-H1対処有価証券報告書
「前期後半より業界全体の景気鈍化による影響を受けておりましたが、徐々に新規受託が増え回復の兆候が見られております。」
ゲーム業界全体の景気鈍化の影響は残るが、新規受託の増加と回復の兆候を記載している。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「ただし、当第1四半期においては、一部の大手ゲームパブリッシャーの案件縮小や、人材紹介サービスの成約長期化などによる影響を受ける結果となりました。」
ゲーム分野では、一部の大手ゲームパブリッシャーの案件縮小が業績への影響として実際に発生した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「CREEK & RIVER KOREA Co.,Ltd.では、韓国の人気ゲームを全世界で配信するライツマネジメント事業を展開しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により、各国での配信計画に遅れが生じたため、今後の事業展開を見直すことといたしました。」
グローバル配信の遅延が続き、韓国ゲームの今後の事業展開自体を見直す段階となった。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「また、前期に株式会社クレイテックワークスにおいて展開した、自社開発のスマートフォン向けゲーム「パレットパレード」への投資が減少したことと併せ、収益が大幅に改善しております。」
パレットパレードへの投資減少と収益改善というゲーム関連の影響低減を引き続き記載している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「また、前年同時期に株式会社クレイテックワークスにおいて展開した、自社開発のスマートフォン向けゲーム「パレットパレード」への投資が減少したことと併せ、収益が大幅に改善しております。」
「パレットパレード」への投資減少と合わせて収益が大幅に改善したと説明し、ゲーム開発投資による収益圧迫の影響が低減した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「連結子会社株式会社クレイテックワークスの自社開発スマホゲーム「パレットパレード」が大幅に想定を下回る等、一部に課題を残しました。」
「パレットパレード」について、前四半期の想定下振れから、通期では「大幅に想定を下回る」と課題がより明確になった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「一方で、韓国の現地法人CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.がライセンス展開するスマートフォン(スマホ)ゲームのグローバル配信の遅れや、連結子会社株式会社クレイテックワークスの自社開発スマホゲーム「パレットパレード」が想定を下回って推移する等、一部に課題を残しました。」
韓国ゲームのグローバル配信遅延に加え、「パレットパレード」が想定を下回って推移する状況が明示され、ゲーム関連の課題が継続・具体化している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「韓国の現地法人CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.がライセンス展開するスマートフォン(スマホ)ゲームのグローバル配信の遅れや、連結子会社株式会社クレイテックワークスが自社開発を進めてきたスマホゲーム「パレットパレード」の開発期間の長期化という要因を吸収し、前年同期を上回り推移いたしました。」
韓国ゲームのグローバル配信遅延と、「パレットパレード」の開発期間長期化が実際に発生し、利益面へのマイナス要因として記載されている。