少子高齢化・人口減少と個人消費の伸び悩み
FY2017に初出。10回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q3。直近の記載は2026-06-02。
SDエンターテイメントがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。68社中53社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに20社。
- 2026-06-02悪化株主総会
「原油価格動向等による物価上昇や人手不足に伴う賃金・各種コストの上昇が懸念されます。金利水準や個人消費の動向を注視してまいります。」
物価、賃金・各種コスト、金利、個人消費を今後の懸念・注視対象として明示している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社グループの提供するサービスにおきましては、人々の健康意識の高まりにより、中長期的には市場の拡大が予想されます。しかしながら、主として個人消費者を対象顧客としているため、個人消費が低迷するような経済局面においては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
健康意識による市場拡大の見通しを記載する一方、個人消費低迷が業績に影響するリスクを継続している。オンラインクレーンゲームでは売上減少として顕在化している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、経済が正常化に戻りつつあるなか、燃料や物価高騰により個人消費の伸び悩みや、長期化しているウクライナ情勢の影響で依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
経済正常化の動きがある一方、燃料・物価高騰による個人消費の伸び悩みが続いている。オンラインクレーンゲームでも利用ユーザー減少と売上高の低下として影響が表れている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「オンラインクレーンゲームは、タイムパフォーマンスが重要視され消費者の時間の使い方が変わり、業界全体で利用ユーザーが減少している中、キャンペーンや限定イベント等を行い収益改善に取り組みましたが、売上高は17百万円(前年同期比42.4%)となりました。」
個人消費・利用動向に左右されるリスクについて、消費者の時間の使い方の変化とユーザー減少が売上高の大幅減少として実際に表れている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「オンラインクレーンゲームは、新型コロナウイルス感染症の影響での消費低調の傾向は変わらず、拠点統合(前期8月)の影響もあり、売上高は1億15百万円(前年同期比65.9%)となりました。」
個人消費の低調傾向が続き、オンラインクレーンゲームの売上高が前年同期比65.9%となる形で業績に表れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「オンラインクレーンゲームは、新型コロナウイルス感染症の影響での消費低調の傾向は変わらず、拠点統合(前期8月)の影響もあり、売上高は79百万円(前年同期比66.5%)となりました。」
個人消費の低調傾向が継続し、オンラインクレーンゲームの売上高が前年同期比66.5%となる形で業績に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「大手メーカーの参入など競合増加によるユーザー分散や消費低調の傾向は変わらず、売上高は41百万円(前年同期比59.7%)となりました。」
個人消費の低調傾向が、オンラインクレーンゲームのユーザー分散と売上高の前年同期比59.7%への低下として表れている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「コロナ禍の先行き不安から消費意欲低迷の影響を受ける結果となりました。」
個人消費の伸び悩みを事業環境上のリスクとして掲げてきたところ、コロナ禍の先行き不安による消費意欲低迷がオンラインクレーンゲームの売上減少に現れている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループの提供するサービスにおきましては、主として個人消費者を対象顧客としているため、個人消費が低迷するような経済局面においては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
個人消費の低迷を、個人消費者向けサービスに共通する業績リスクとして継続記載している。 - FY2017初出有価証券報告書
「急速に進行する少子高齢化と人口減少に加え、個人消費の伸び悩みをはじめとした様々な要因により、先行きは不透明であり、当社事業を取り巻く経営環境もしばらくは厳しい状況が続くものと予想されます。」
少子高齢化、人口減少、個人消費の伸び悩みを、事業環境を厳しくする国内の構造的リスクとして新たに記載している。