環境負荷・作業者リスクの低減と溶剤リサイクル
FY2016に初出。10回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018。直近の記載はFY2026。
大伸化学がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに6社。
- FY2026前進有価証券報告書
「Scope1及びScope2温室効果ガス排出量 2025年3月期実績 2026年3月期実績 対前期増減率(%) 連結 2,324 1,920 △17.4」
連結のScope1・Scope2排出量が2,324t-CO2から1,920t-CO2へ17.4%減少した実績を開示している。 - FY2024前進有価証券報告書
「Scope1及びScope2温室効果ガス排出量 2023年3月期実績 2024年3月期実績 増減率 連結 2,207 2,081 △5.7%」
Scope1・Scope2排出量について、連結で2,207t-CO2から2,081t-CO2へ5.7%減少した実績を開示している。研究開発では溶剤リサイクル、CO2排出抑制、環境配慮製品の開発を継続し、安全環境室の新設も記載している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「現在、様々な洗浄剤がありますが、その目的・用途に合わせ、最善の製品を提案・提供すると共にリサイクル化を推進し、資源である有機溶剤の有効活用によるCO2排出抑制を視野に、開発に取り組んでおります。昨今の、世界情勢による石油製品の供給難や価格高騰の対策として、再生可能エネルギーを基原料とした溶剤の採用を進めるとともに、今までのブレンドノウハウを駆使し、その時々の状況で最適なものをリアルタイムで発信していくことで、顧客維持に努めております。」
従来の環境配慮・溶剤リサイクルに加え、CO2排出抑制、再生可能エネルギー由来溶剤の採用、石油製品の供給難への対応を研究開発テーマとして明示している。 - FY2022再定義有価証券報告書
「特に、昨今の自動車業界では、環境規制の厳正化により水性塗料化が再加速し、それに伴って水性洗浄剤においてもVOCフリー・低減化の要望が多く寄せられ、それらの対応を進めております。さらに土木分野にも視野を広め、有害粉じん対策における構造物用塗膜剥離剤の開発を発端として、それに関連する鋼構造物の補修・点検分野などにも範囲を広げ、開発着手しております。」
環境・安全・リサイクルの対象が、水性洗浄剤のVOCフリー・低減化や、鋼構造物の補修・点検分野に広がっている。 - FY2021前進有価証券報告書
「自動車メーカーとの契約で納品している溶剤の8割程度、及びその他のユーザーより使用済み溶剤の回収を行い、リサイクルシステムにおいてリサイクル品(再生溶剤)を原料として使用しております。」
溶剤回収・再生利用について、自動車メーカー向け納品溶剤の8割程度を回収し、再生溶剤を原料として使用する具体的な運用を開示している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当事業年度の研究開発活動は、顧客に信頼される『製品』を開発することに加え、既製品の研究改良(品質・安全・性能・環境)を行っております。特に環境対策や作業者に対する安全性、危険性をテーマに溶剤の見地から、改善・開発、及び溶剤のリサイクル化等において努力しております。」
環境対策、作業者安全、溶剤リサイクルを研究開発の継続テーマとして再確認している。研究開発費は94百万円と開示している。 - FY2019前進有価証券報告書
「更にその一環として、鉛等の有害物を含む塗料の剥離作業について、その粉じん対策が厳格に求められる中、構造物用塗膜剥離剤を開発し、実績をあげております。」
環境・作業者安全に関する開発として構造物用塗膜剥離剤を開発し、実績をあげたと記載している。 - FY2018前進有価証券報告書
「既に多数のユーザーより支持を受け、実績ともに効果が現れております。」
リサイクル溶剤の有効活用を考慮した開発について、既に多数のユーザーから支持を受け効果が現れていると記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「特に環境対策や作業者に対する安全性、危険性をテーマに溶剤の見地から、改善・開発、及び溶剤のリサイクル化等において努力しております。」
環境負荷、作業者の安全性、溶剤リサイクルを研究開発の継続テーマとして再掲している。環境汚染影響のより少ない溶剤や排出を少なくする使用方法・処理設備にも言及している。 - FY2016初出有価証券報告書
「特に環境対策や作業者に対する安全性、危険性をテーマに溶剤の見地から、改善・開発、及び溶剤のリサイクル化等において努力しております。」
塩素系溶剤の代替品、リサイクル溶剤、環境汚染影響のより少ない溶剤及び排出を少なくする使用方法・処理設備を具体的な研究対象としている。