COVID-19による受診抑制・売上減速リスク
FY2020に初出。9回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020。直近の記載はFY2023-Q3。
参天製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。10社中3社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「中国では、新型コロナウイルス対策による厳格な防疫措置や解除後の大幅な感染者数増加等の影響を受け、円換算ベースで前年同期と比べ20.9%減少し(為替影響を除いた成長率は△31.2%)、161億円となりました。」
COVID-19対策と解除後の感染者数増加が、中国の医療用医薬品売上の前年同期比20.9%減として引き続き実績に現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「中国で新型コロナウイルス対策の厳格な防疫措置等の影響を受け、円換算ベースで前年同期と比べ29.9%減少し(為替影響を除いた成長率は△39.8%)、98億円となりました。」
COVID-19対策による中国の厳格な防疫措置等が、第2四半期累計の中国医療用医薬品売上の前年同期比29.9%減として実際に現れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「中国で新型コロナウイルス対策による厳格な防疫措置等の影響を強く受けたものの、」
COVID-19対策による中国の厳格な防疫措置等が、医療用医薬品売上の前年同期比44.3%減(為替影響除き51.6%減)として実際に現れている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大し、各国各都市においてロックダウンの措置が講じられるなどの非常事態においても、Santenは基本理念に基づき、製品を安定的に供給し、眼科治療薬などを世界中の患者さんにお届けし続けることが我々の使命であると考えています。」
COVID-19下でも製品供給と眼科医療への貢献を継続する方針を再確認している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。/また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。」
COVID-19による受診抑制・売上減速リスクについて、新たな発生や重要な変更がないと一括記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。」
COVID-19による受診抑制・売上減速リスクについて、新たな発生や重要な変更はないと記載している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「主力の医療用医薬品事業は、日本は薬価改定の影響がありましたが主力製品が堅調に推移したこと、前年同期の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響からの回復など、全地域で売上伸長し、前年同期と比べ12.3%増加し、610億円となりました。」
前年同期に現れていたCOVID-19影響からの回復により、当第1四半期は全地域で医療用医薬品が伸長したと説明している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「主力の医療用医薬品事業では、中国、アジア地域において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により前年同期と比べ減収となりました。日本、EMEA(ヨーロッパ、中東およびアフリカ)では継続的に売上伸長しており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の環境下でも堅調に推移しています。」
COVID-19の影響が中国・アジアの第1四半期減収として実際に現れた一方、日本・EMEAでは堅調な推移と説明している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「なお、翌連結会計年度においては、売上収益については、地域ごとに影響の度合いは異なるものの、引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による受診抑制等のマイナス影響を受けると想定しています。」
COVID-19が第4四半期の中国・アジア・EMEAの売上減速として既に現れ、翌年度も受診抑制による売上減少を想定している。