のれんの減損リスク
FY2022に初出。8回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2026-H1。直近の記載は2026-07-30。
ニフティライフスタイルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。12社中5社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに9社。
- 2026-07-30対処決算
「その主な要因は、顧客関連資産やのれんの償却等により無形固定資産が33百万円、繰延税金資産が26百万円減少したこと等によるものであります。」
のれんは前期末874,126千円から当四半期末843,778千円へ減少した。 - FY2026対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度において、のれん及び顧客関連資産について減損損失は計上しておりません。」
のれん残高は874,126千円、顧客関連資産は440,555千円へ償却等により減少し、当期はこれらについて減損損失を計上していない。 - 2026-05-07顕在化業績予想の修正
「減損損失」
2026年3月期に27,059千円の減損損失を計上し、のれんを含む減損リスクが実際の損失として発生している。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「固定資産は1,994百万円(前連結会計年度末に比べ11百万円の減少)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴う資産の新規取得等により建物及び構築物が55百万円、工具器具及び備品が32百万円それぞれ増加し、有形固定資産が87百万円増加した一方、顧客関連資産やのれんの償却等により無形固定資産が95百万円減少したこと等によるものであります。」
のれんを含む無形固定資産は償却等により減少し、のれん残高も前期末の1,013百万円から935百万円へ低下した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「固定資産は2,148百万円(前連結会計年度末に比べ1,412百万円の増加)となりました。その主な要因は、ドアーズ株式の取得により顧客関連無形資産が505百万円、のれんが900百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。」
ドアーズ社取得によりのれんが900百万円増加し、のれん残高は1,092百万円となったため、減損リスクにさらされる金額が拡大した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社グループでは、2024年3月末時点の連結貸借対照表において、191,837千円ののれんを計上しております。当社としては適切な事業計画とともに事業収益力強化に努めており、のれん対象資産の評価額は帳簿価額を十分に上回ると想定しており減損可能性は高くないと考えております。」
のれん残高は前期の92,442千円から191,837千円へ増加し、減損リスクにさらされる金額が拡大した。一方、会社は減損可能性は高くないと認識している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当社及び連結子会社の事業用資産及びのれんのうち一部について、当初予定していた収益が見込めなくなったことまたは処分予定となったことにより、帳簿価額を回収可能額まで減額し、減損損失54,624千円を特別損失として計上しております。」
ソフトウェア52,340千円、のれん2,284千円、合計54,624千円の減損損失が実際に発生した。 - FY2022初出有価証券報告書
「当社グループでは、2022年3月末時点の連結貸借対照表において、135,760千円ののれんを計上しております。」
のれん残高135,760千円と、事業計画との乖離による減損可能性を記載している。