のれん・ソフトウエアの減損リスク
FY2022に初出。9回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023。直近の記載はFY2026。
エクサウィザーズがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。7社中5社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2026減損損失の大幅縮小有価証券報告書
「特別損失として、22百万円計上しました。これは、AIソリューションサービス事業に属する連結子会社が保有するソフトウエア資産について、収益性が低下した資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として22百万円計上したことによるものです。」
前年度の減損損失2,434百万円から当年度は22百万円へ大幅に縮小した一方、ソフトウエア資産の減損は継続して発生している。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
のれん・ソフトウエアの減損リスクについて、当中間連結会計期間に重要な変更はないと記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「特別損失として、2,579百万円計上しました。これは主に、当社が保有する投資有価証券の一部について、帳簿価額に比べて実質価額が下落したことによる投資有価証券評価損140百万円、及び減損損失2,434百万円によるものです。」
ソフトウエア等の減損が過年度の203百万円から2,434百万円へ拡大し、スタジアムの顧客関連資産・のれんも減損対象となった。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「第2四半期連結会計期間において、AIプロダクト事業に属する連結子会社が保有するソフトウエア資産及び工具、器具備品について、減損損失として164百万円計上しました。また、当社が保有する一部のソフトウエア資産が遊休資産となったため、減損損失として38百万円計上しました。」
第2四半期に計上した合計203百万円の減損損失を第3四半期累計でも記載しており、ソフトウエア等の収益性低下・遊休化による減損が発生した状態を継続している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「AIプロダクト事業に属する連結子会社が保有するソフトウエア資産及び工具、器具備品について、減損損失として164百万円計上しました。また、当社が保有する一部のソフトウエア資産が遊休資産となったため、減損損失として38百万円計上しました。」
第2四半期に合計203百万円の減損損失を計上し、ソフトウエア等の収益性低下・遊休化による減損リスクが実際に発生した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「事業用資産については、収益性の低下により当初予定していた期間での投資額の回収が見込めなくなったため、減損損失を認識しております。」
2023年3月期にもソフトウエア4百万円の減損損失を計上し、ソフトウエアの収益性低下リスクが再度実際に発生した。 - FY2022初出有価証券報告書
「ソフトウエアの開発に際しては、市場環境等を慎重に見極めておりますが、市場や競合状況の急激な変化などにより、今後利用が見込めなくなった場合や、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合には、除却あるいは減損の対象となる可能性があります。」
当期にAIプロダクト事業等で53,493千円の減損損失を計上しており、ソフトウエアの収益性低下リスクが実際に発生している。のれんについても減損可能性を開示している。