人材不足に伴う生産・物流コスト上昇リスク
FY2018-Q3に初出。12回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載は2026-07-30。
積水樹脂がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。101社中64社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに28社。
- 2026-07-30顕在化決算
「一方、住宅着工数の低調な推移や施工職人不足による工期の遅れなど、厳しい事業環境を背景に、メッシュフェンスやめかくし塀は低調に推移し、事業全体としては売上、利益とも前年同期を下回る結果となりました。」
施工職人不足による工期遅延が、民間分野の一部製品の低調な推移として記載されている。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境においては、公共投資の底堅い推移や企業収益の改善を背景とした設備投資の回復基調が見られるものの、資源・原材料価格の高止まりや輸送費・人件費を含むコスト上昇、加えて建設業界における労働力不足による工期の遅延リスクなど、不確実性の高い状況が継続するものと見込んでいる。」
人材不足に伴うコスト上昇リスクについて、輸送費・人件費の上昇と建設業界の労働力不足による工期遅延を引き続き具体的に挙げている。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境においては、公共投資の底堅い推移や企業収益の改善を背景とした設備投資の回復基調が見られるものの、資源・原材料価格の高止まりや輸送費・人件費を含むコスト上昇、加えて建設業界における労働力不足による工期の遅延リスクなど、不確実性の高い状況が継続するものと見込んでいる。」
人件費・物流費等のコスト上昇と建設業界の労働力不足による工期遅延が継続するリスクとして記載され、実際にメッシュフェンス等の建築着工停滞や工事遅延に影響している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「メッシュフェンスは、施工性やお客様のニーズに合わせた納期対応力が評価され、集合住宅向けは堅調に推移したものの、業界全体における施工職人不足からくる建築着工停滞の影響を受け、前年同期を下回る結果となった。」
施工職人不足が建築着工の停滞を通じてメッシュフェンスの前年同期比減少として実際の事業成績に現れている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「今後の経済情勢は、賃金・物価の上昇、マイナス金利政策の解除に伴う金融や為替市場の変動、人手不足による経済活動の制約、不安定な国際情勢の継続など、事業環境は不透明な状況が続くと予測される。また、物流業や建設業におけるいわゆる「2024年問題」により、物流コストや建設コストが高騰する一方で、効率化・省人化への取り組みが一段と強化されると見込まれる。」
人手不足に伴うコスト上昇リスクについて、2024年問題による物流・建設コスト高騰という具体的な要因を新たに明示している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いたが、原材料価格の上昇や人手不足に伴う生産・物流コストの高騰に加え、激甚化する自然災害や消費税率引き上げによる経済への影響、さらには米中貿易摩擦の動向及び中東・中国をはじめとする海外経済の不確実性など、経営環境は依然として先行き不透明な状況が続いた。」
人手不足に伴う生産・物流コスト上昇を、自然災害、消費税率引き上げ、貿易摩擦等とともに引き続き経営環境上のリスクとして記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期のわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いたが、原材料高騰や人手不足に伴う生産・物流コストの上昇に加え、10月に予定されている消費税率の引き上げや米中貿易摩擦の激化及び海外経済の不確実性など、経営環境は依然として先行き不透明な状況が続いた。」
人手不足に伴う生産・物流コスト上昇を、原材料高騰や外部環境の不確実性とともに引き続き懸念として記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を示したものの、一方で、原材料高騰や人手不足に伴う生産・物流コストの上昇に加え、大地震、大型台風及び豪雨といった自然災害による経済への影響、米中経済摩擦の激化をはじめとする海外経済の不確実性など、経営環境は依然として先行き不透明な状況が続いた。」
人手不足に伴う生産・物流コスト上昇を、原材料高騰、自然災害、米中経済摩擦等とともに引き続き経営環境上の懸念として記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いたが、原材料高騰や人手不足の影響に伴う生産・物流コストの上昇に加え、大地震、豪雨、酷暑及び大型台風といった自然災害による経済への影響や、米中貿易摩擦の激化及び海外経済の不確実性など、経営環境は依然不透明な状況が続いた。」
人手不足に伴う生産・物流コスト上昇を、自然災害、貿易摩擦、海外経済の不確実性とともに引き続き経営環境上の懸念として記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に若干の回復基調が見られたものの、原材料高騰や人手不足の影響に伴う生産・物流コストの上昇に加え、貿易摩擦の激化や豪雨、酷暑、大型台風、大地震といった自然災害による経済への影響など、経営環境は依然不透明な状況が続いた。」
人手不足に伴う生産・物流コスト上昇を引き続き経営環境上の懸念として記載している。原材料高騰、貿易摩擦、自然災害も併記されている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期のわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いたが、人材不足や原材料高騰の影響に伴う生産・物流コストの上昇に加え、貿易摩擦が激しさを増すなど、経営環境は依然不透明な状況が続いた。」
人材不足に伴う生産・物流コスト上昇を、前四半期に続く経営環境上の懸念として再掲している。 - FY2018-Q3初出有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が引き続き安定して推移したとともに、個人消費も持ち直しの兆しが見られたものの、原材料価格の高騰や人材不足の影響に伴う生産・物流コストの上昇並びに自然災害、海外諸国における地政学リスクをはじめとする政治・経済の動向が懸念される等、依然として先行き不透明な状況が続いた。」
人材不足の影響に伴う生産・物流コストの上昇を、経営環境上の新たな懸念として明示している。