海上物流の混乱による供給影響
FY2021-Q3に初出。9回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2023-Q3。
第一稀元素化学工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。22社中12社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに11社。
- FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症がもたらした経済ならびに社会の混乱が十分に解消しない中、ロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴う経済制裁、中国の「ゼロコロナ」政策下における活動制約などがサプライチェーンの混乱に拍車をかけました。」
経済制裁、物流・活動制約等を背景とするサプライチェーン混乱が継続していると説明している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症がもたらした経済ならびに社会の混乱が十分に解消しない中、ロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴う経済制裁及び物流ルートの制限、中国の「ゼロコロナ」政策下における活動制約などがサプライチェーンの混乱に拍車をかけました。」
物流ルートの制限や中国の活動制約等を背景とするサプライチェーン混乱が継続していると説明した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症がもたらした経済ならびに社会の混乱が十分に解消しない中、ロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴う経済制裁および物流ルートの制限、中国の「ゼロコロナ」政策下における活動制約などがサプライチェーンの混乱に拍車をかけました。」
海上・海外物流の混乱について、物流ルートの制限や中国の活動制約がサプライチェーンの混乱をさらに拡大させたと記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「世界的な物流の混乱の長期化により、今後も当社製品の海外への輸送において遅延等のトラブルや輸送費の高騰が継続する場合、顧客へタイムリーに製品を提供するために在庫水準を高めたり、輸送経費の増大などにより、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える可能性があります。」
物流混乱が長期化し、輸送遅延・輸送費高騰に加え、在庫水準や輸送経費を通じて影響するリスクとして明示された。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)における世界経済は、長引く新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、国や地域差はあるものの、断続的に社会及び経済活動が停滞しました。また、半導体をはじめとする部品不足による自動車減産、海上物流の逼迫によるサプライチェーンの混乱は依然解消されず、世界経済の回復を鈍らせる要因となっております。」
半導体等の部品不足による自動車減産と海上物流の逼迫によるサプライチェーン混乱は依然解消されず、世界経済の回復を鈍らせる要因として継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「また、半導体をはじめとする部品・原材料の不足による自動車減産の影響、海上物流の逼迫などによるサプライチェーンの混乱や物流費高騰などが世界経済の回復を鈍らせる要因となっています。」
海上物流の逼迫によるサプライチェーン混乱に加え、物流費高騰が世界経済の回復を鈍らせる要因として明示され、物流リスクの影響範囲が広がっている。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「しかしながら、半導体不足や海外物流の混乱など予断を許さない状況にあります。」
海上・海外物流の混乱がサプライチェーン上の不透明要因として引き続き存在すると記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大状況や政策支援の規模が多様であったことにより、国・地域や業種で回復状況に差が生じつつあります。また、半導体不足や世界的な経済活動の急回復に伴う海上物流の逼迫によるサプライチェーンの混乱などにより、先行きは不透明感が強く残る状況となっています。」
海上物流の逼迫とサプライチェーン混乱が継続し、先行きの不透明要因となっている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「また、世界的な経済活動の急回復に年末の貨物需要が重なったことから、海上物流に混乱が生じ、現時点もその影響が続いている状況です。」
世界的な経済活動の急回復と年末の貨物需要を背景に海上物流の混乱が実際に発生し、提出日時点でも影響が継続していると説明している。