新型コロナウイルス感染症とサプライチェーン停滞
FY2021に初出。14回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
ベイシスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。16社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに19社。
- FY2026-H1再掲有価証券報告書
「このような経済環境のもと、当社グループの業績概況は以下のとおりであります。」
当中間期の経済環境として、米国の通商政策に起因する景気下振れリスク、物価上昇による個人消費減速懸念、先行き不透明感を記載している。一方、事業等のリスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「一方で、実質賃金の伸び悩みや原材料価格や物流費の高止まり、継続する円安、中東情勢の不透明感など、企業活動を取り巻く不確実性は依然として高い状況が続いております。」
原材料価格・物流費、円安、中東情勢などの外部環境リスクが継続していると記載している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「また、為替の変動や世界的な金融引き締め、不安定な国際情勢など懸念材料も多く、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
為替変動、金融引き締め、不安定な国際情勢などの外部環境リスクが継続していると記載している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「その一方で中東地域をめぐる情勢等を背景とした資源価格の高騰、物価の上昇等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
従来の感染症・サプライチェーン等に加え、中東情勢、資源価格高騰、物価上昇などの外部環境リスクが継続していると記載している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「一方で、不安定な国際情勢や円安等の影響に伴う資源価格や物流費の上昇により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
国際情勢、円安、資源価格・物流費上昇などの外部環境リスクが継続していると記載している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「モバイルエンジニアリングサービスにおきましては通信キャリアの設備投資は一時的に減少し、今後もコスト抑制要請は進むことが予想されます。また、基地局建設に関わるサプライチェーンにおいて、半導体不足や新型コロナウイルス等の影響により予定よりも工程が後ずれしている領域があります。」
新型コロナウイルス等による基地局建設サプライチェーンの工程後ずれが、年度末時点でも継続していると記載している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「また、基地局建設に関わるサプライチェーンにおいて、半導体不足やコロナ等により予定よりも後ずれしている領域の影響を受け、フロー領域で第3四半期の売上の一部が第4四半期以降にずれ込むことが想定されます。」
半導体不足や新型コロナウイルス感染症等による基地局建設のサプライチェーン遅延が、フロー領域の売上の翌四半期以降へのずれ込みとして引き続き具体化している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「また、基地局建設に関わるサプライチェーンにおいて、半導体不足やコロナ等により予定よりも後ずれしている領域の影響を受け、フロー領域で第2四半期の売上の一部が第3四半期にずれ込む想定となっております。」
半導体不足や新型コロナウイルス感染症等によるサプライチェーンの遅延が、基地局建設のフロー領域で売上の一部が翌四半期へずれ込む形で実際に表れている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間(2022年7月1日から2022年9月30日)におけるわが国の経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響が続くものの、経済活動の正常化が進むなど、緩やかな回復基調となりました。一方、ウクライナ情勢の長期化や中国での経済活動の抑制等による原材料・燃料価格の高騰、サプライチェーンの混乱、加えて、急激な円安の進行など、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢、原材料・燃料価格、サプライチェーン、円安等の外部環境リスクを再確認している。事業等のリスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「加えて、2022年2月以降、ウクライナ情勢の動向、大幅な円安等、外部環境は更に急速に変化してまいりました。」
新型コロナウイルス感染症・サプライチェーン影響に加え、ウクライナ情勢と大幅な円安という外部環境の変化を新たに記載している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「また、半導体不足がサプライチェーンに与える影響が高まり、経済活動の重石になるなど、業種ごとに強弱が見られました。このような経済環境ではありますが、弊社においては新型コロナウイルス感染症および半導体不足による業績への影響は限定的であります。」
半導体不足と新型コロナウイルス感染症による外部環境リスク、および当社業績への影響が限定的との説明を再掲している。新たな重要なリスク変化はないとしている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「また、半導体不足がサプライチェーンに与える影響が高まり、経済活動の重石になるなど、業種ごとに強弱が見られました。このような経済環境ではありますが、弊社においては新型コロナウイルス感染症及び半導体不足による業績への影響は限定的であります。」
半導体不足によるサプライチェーンへの影響が高まったと記載され、外部環境リスクは拡大している。一方、当社業績への影響は限定的と説明している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「今後につきましても、ワクチン接種促進による経済活動の正常化に向けた動きが期待されるものの、変異株の流行などにより、依然として収束時期が見通せない状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症について、変異株の流行などにより収束時期が見通せない状況が継続していると記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「海外工場の稼働停止により、一部のIoT機器の生産遅延に加え、国際的な物流網の停滞により、サプライチェーンの影響が限定的ではありますが確認されております。」
基地局予定不動産への入場制限やIoT機器の生産遅延など、影響が既に確認された事象として記載している。