原材料の調達途絶
FY2016に初出。11回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」は2026-08-04。直近の記載は2026-11-05。
東ソーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。13社中7社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「また、中東情勢の悪化により、ナフサをはじめとする原燃料の調達に支障が生じた場合、当社グループの生産及び販売数量が減少し、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
従来の特定地域・サプライヤー依存による調達途絶リスクに加え、中東情勢悪化によるナフサ等の調達支障が明示された。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、ウクライナ問題や中国ゼロコロナ政策の長期化が懸念される中、資源価格の高騰、急激なインフレ、世界的な供給網の混乱などが景気減速リスクとなっており、国内外の景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。」
原燃料調達を含むサプライチェーンの途絶・混乱について、世界的な供給網の混乱が景気減速リスクとして明示された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「このような状況下において、当社グループといたしましては、ウクライナ情勢や国内外のコロナ禍収束状況はもとより、様々な不確実性に起因する需給環境の悪化、原燃料価格や海外製品市況の乱高下、為替レートの急変、サプライチェーンの途絶などの事業リスク及び環境の変化に注意を払い、迅速かつ柔軟に対応し収益確保に努めてまいります。」
原燃料調達の安定化方針は継続しているが、ウクライナ情勢等を背景にサプライチェーン途絶が事業リスクとして明示された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「原燃料の調達先の多様化、中長期的契約の締結、あるいはスポット市場からの購入により長期的、安定的な調達に取り組んでおります。しかしながら、特定の地域やサプライヤーに依存している原燃料もあるため、その供給者における災害・事故等による調達への支障が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
調達先の多様化等の対応を継続する一方、特定地域・サプライヤーへの依存による調達途絶リスクを継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「原燃材料の調達先の多様化、中長期的契約の締結、あるいはスポット市場からの購入により長期的、安定的な調達に取り組んでおります。」
原材料調達先の多様化、中長期契約、スポット購入による安定調達の方針を継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「原燃材料の調達先の多様化、中長期的契約の締結、あるいはスポット市場からの購入により長期的、安定的な調達に取り組んでおります。」
原材料調達途絶リスクと、調達先多様化・契約・スポット購入による対応を継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「供給者における災害・事故等による調達への支障が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
調達先の多様化、中長期契約、スポット市場からの購入による安定調達の取組みも併記している。