クラウド・ビッグデータ・IoT等によるシステム環境の複雑化とデータ量増大
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2021。直近の記載は2026-05-07。
アイビーシーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。84社中18社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに6社。
- 2026-05-07再定義その他開示
「近年、クラウド活用やリモートワークの定着により、企業ネットワークは複雑化の一途をたどっています。」
システム環境の複雑化について、クラウド活用・リモートワークの定着に加え、次世代ネットワークへの移行課題を明示した。 - FY2024再定義有価証券報告書
「昨今のお客様のIT環境においては複数のクラウドを利用する形態が増えることで、障害箇所の特定がさらに困難となり、復旧まで多くの時間を要することから、障害発生時には業務への甚大な影響を与えることが予見されます。」
システム環境の複雑化について、複数クラウド利用の増加と障害箇所特定・復旧の困難化を明示した。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「レガシーシステムからクラウド環境への移行が進んでいる一方、サイバーセキュリティ強化の観点も鑑みたオンプレミス(自社運用)環境とクラウド環境が混在するハイブリッド環境が増加しております。」
クラウド移行、ハイブリッド環境の増加、セキュリティ強化を伴うシステム環境の複雑化を再確認した。 - FY2022-Q3再定義有価証券報告書
「企業においては、これまでの少子高齢化に伴う労働人口の減少や働き手ニーズの多様化等に加え、新型コロナウイルス感染症まん延による行動変化を受けたリモートワーク等への対応等を背景に、業務プロセスの効率化や自動化等の推進にデジタルトランスフォーメーションとして取り組む過程において、レガシーシステムからクラウド環境への移行が進んでいる一方、サイバーセキュリティ強化の観点も鑑みたオンプレミス(自社運用)環境とクラウド環境が混在するハイブリッド環境が増加しております。」
クラウド移行・ハイブリッド環境・リモートワーク対応に、サイバーセキュリティ強化を踏まえた環境増加という説明が加わった。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「レガシーシステムからクラウド環境への移行が進んでおり、オンプレミス(自社運用)環境とクラウド環境が混在するハイブリッド環境が増加する一方、新型コロナウイルス感染拡大を受けたリモートワークへの対応等も継続しております。」
クラウド移行、ハイブリッド環境の増加、リモートワーク対応の継続を市場環境として再確認。 - FY2021再定義有価証券報告書
「企業のシステム運用部門では、レガシーシステムからクラウド環境への移行が進み、オンプレミス(自社運用)環境とクラウド環境が混在するハイブリッド環境が増加している一方、拡大かつ常態化するリモートワークへのITシステム対応及びセキュリティ強化も継続した課題となっております。」
クラウド移行・ハイブリッド環境の複雑化に加え、常態化するリモートワークへのITシステム対応とセキュリティ強化を構造的課題として明示した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「情報通信ネットワークが複雑化する中、社会や企業インフラのサービス品質の向上とコスト削減に貢献し、情報通信社会の安心・安定を支える当社ソリューションの重要性は、年々高まっております。」
情報通信ネットワークの複雑化を背景とするサービス品質・コスト削減ニーズを再確認。 - FY2016初出有価証券報告書
「クラウドコンピューティングによる仮想化の促進、ビッグデータや画像データ、音声、IoTなどによるデータ量の増大、ネットワーク環境やデバイスの多様化などによるシステム環境の変化が原因となり、その実現は極めて困難です。」
システム安定稼働・品質向上を難しくする技術環境の複雑化を構造的事実として記載。