開発技術者不足と専門人材の獲得競争
FY2016に初出。10回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載は2026-08-04。
ユニリタがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中34社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに29社。
- 2026-08-04悪化その他開示
「メインフレーム上で稼働する基幹システムでは、COBOL技術者の高齢化と後継人材の不足により、保守要員の確保が年々難しくなっています。」
専門人材不足について、COBOL技術者の高齢化と後継人材不足により、保守要員の確保が年々難しくなっていると具体化した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「また、DX関連投資の拡大を受けた情報セキュリティやプロジェクトマネジメント、データサイエンスを担うIT人材の獲得・育成への投資も急速に高まっています。」
開発技術者・専門人材の獲得競争について、情報セキュリティ、プロジェクトマネジメント、データサイエンスを担うIT人材への獲得・育成投資が急速に高まる環境としてリスク認識を具体化している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「また、今後のお客様の新たな課題として、顧客との新たなつながりの再構築やサステナビリティに配慮した事業への変革、DX人材の確保および育成や企業・組織文化の改革などが顕在化していくと思われます。」
従来の開発技術者不足に加え、顧客課題としてDX人材の確保・育成が顕在化すると明示している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「日本のIT環境における課題としては、「既存基幹システムの老朽化」「高齢化による世代交代の必要性」「テクノロジーの進化に伴う先端IT人材の不足」等が挙げられています。」
従来の開発技術者不足に加え、先端IT人材の不足を日本のIT環境における課題として明示している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「また、近年では、従来のようなシステムエンジニアやプログラマといった大きな括りの職務分野から、アプリケーションの分野別、AIやIoT等の新技術を含む技術分野別、業務上の役割別、技術レパートリ別等、経験や実績など多様な要素により細分化され、限られた分野での優秀な人材の獲得競争は年々厳しくなっています。」
DX、AI、IoTを含む専門人材の獲得競争が引き続き厳しいと説明している。 - FY2019対処有価証券報告書
「これによりグループ技術力の質、量ともに厚みが増し、本中計のテーマである「事業構造の変革」に寄与しています。当期は、グループとしての技術者育成計画のもと、㈱無限の技術者を当社に受け入れ、クラウドサービス開発や製品開発を進めました。」
技術者不足への対応として、無限のM&Aで人的資源を取得し、技術者の受け入れと育成を通じてグループの技術力を厚くしている。 - FY2019-Q2人的資源拡充と技術者不足が併存有価証券報告書
「IT技術者不足の中、㈱無限のM&Aを通じて取得した人的経営資源によって、グループの技術力は質、量ともに厚みを増し、本中計のテーマである「事業構造の変革」を加速させる計画です。」
無限のM&Aによる人的資源で技術力の質・量を厚くする一方、システムインテグレーション事業では技術者不足による外注コスト増加も記載され、人材不足への対処と残存課題が併記されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「限られた分野での優秀な人材の獲得競争は年々厳しくなっています。」
専門分野に細分化された人材の獲得競争が引き続き厳しいと記載している。一方、中期計画では人材投資とスペシャリスト育成制度を対策として掲げている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「また、近年では、従来のようなシステムエンジニアやプログラマといった大きな括りの職務分野から、アプリケーションの分野別、技術分野別、業務上の役割別、技術レパートリ別等、経験や実績など多様な要素により細分化され、限られた分野での優秀な人材の獲得競争は年々厳しくなっています。」
開発技術者不足に加え、専門分野別に細分化された優秀人材の獲得競争が年々厳しくなっているとリスクを具体化している。 - FY2016初出有価証券報告書
「情報サービス業界では、開発技術者の慢性的な不足が共通の課題となっています。」
製品企画・開発に必要な人材の確保、育成、定着化ができない場合の影響をリスクとしている。