長期化・高額化するゲーム開発資金の負担
FY2016に初出。9回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。9社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「本作を含め、現在9本の新作パイプラインを開発しており、業務委託費を中心に新規タイトルに係るコストが先行しております。」
新作パイプライン9本の開発に伴い、業務委託費を中心とする新規タイトル関連コストが先行していると記載しており、開発資金負担が実際のコスト発生として示されている。 - 2026-05-08悪化決算
「開発体制を強化し、昨年、新作パイプライン数を5本から9本へ増加させたことで、業務委託費を中心に新規開発タイトルに係るコストは増加傾向にあります。」
新作パイプラインの拡大に伴い、新規開発タイトルに係るコストが増加傾向にあることを記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当社では引き続きグローバル配信を見据えたゲーム開発に注力するため開発体制の強化を図り、業務委託費を中心に新規開発タイトルに係るコストが増加しました。」
グローバル配信を見据えた開発体制の強化に伴い、新規開発タイトルのコストが増加したことを記載している。開発資金負担リスクが実際の費用増加として示されている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「当社グループでは、ゲーム開発のための財務基盤の強化及び効率的な開発体制の構築に努めておりますが、開発資金の増加が当社グループの経営成績、財政状態及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。」
長期化・高額化するゲーム開発資金の負担をリスクとし、財務基盤強化と効率的な開発体制で対応する説明を継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「また、サービスを開始し投資回収を終えるまでの期間が長期に亘る場合もあるため、多額の開発資金の負担に耐えうる財務基盤が必要となります。」
ゲーム開発・投資回収の長期化と多額の開発資金負担、財務基盤の必要性を継続して記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「また、サービスを開始し投資回収を終えるまでの期間が長期に亘る場合もあるため、多額の開発資金の負担に耐えうる財務基盤が必要となります。」
ゲーム開発・投資回収の長期化と多額の開発資金負担、財務基盤の必要性を継続して記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「サービスを開始し投資回収を終えるまでの期間が長期に亘る場合もあるため、多額の開発資金の負担に耐えうる財務基盤が必要となります。」
長期の開発・投資回収期間と多額の開発資金負担をリスクとして継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「サービスを開始し投資回収を終えるまでの期間が長期に亘る傾向にあるため、多額の開発資金の負担に耐えうる財務基盤が必要となります。」
長期の開発期間・投資回収期間と多額の開発資金負担をリスクとして継続的に記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループでは、自社のオリジナルゲームの開発において、サービス開始まで長期に亘り多額の開発資金を要する場合があります。」
サービス開始までの開発期間と投資回収期間が長期化する可能性、端末高性能化による開発資金増加をリスクとしている。