新型コロナウイルス感染症による需要急減・事業環境悪化
FY2021-Q1に初出。8回の記載のうち3回が「後退」で、最初の「後退」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2023-Q1。
特種東海製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに17社。
- FY2023-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、経済社会活動の正常化が進む一方、急激な円安の進行や原燃料価格の高騰、地政学リスクの長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
経済社会活動の正常化が進んでいると記載し、感染症による事業環境悪化の側面は前期より弱まっている。一方、別の外部環境リスクは残っている。 - FY2022後退有価証券報告書
「当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルスの影響を受けた前期と比べ大幅に改善しており、需要の回復が進みました。」
新型コロナウイルスの影響を受けた前期と比べ、事業環境と需要が改善したと記載している。ただし一部の特殊印刷用紙では回復が力強くないとしている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「一方、足元では、変異株感染の急拡大に伴い経済活動が停滞気味となっており不透明感が強く」
前年同期比では事業環境と需要が改善した一方、足元では変異株感染の急拡大に伴う経済活動停滞と不透明感の強まりを記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルスの影響を受けた昨年度と比べ大幅に改善しており、需要の回復が進みました。」
新型コロナウイルスの影響を受けた前年度と比べて事業環境が大幅に改善し、需要の回復が進んだとしている。一方、一部用途では感染症対策の影響が残っている。 - FY2022-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルスの影響を受けた昨年度と比べ大幅に改善しており、需要の回復が進みました。」
新型コロナウイルスの影響を受けた前年度と比べて事業環境が大幅に改善し、需要が回復したと記載している。一方、特殊印刷用紙の一部用途では厳しい状況が続いている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「足元では感染症の再拡大により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の再拡大により、先行き不透明な状況が継続している。特殊印刷用紙等では需要急減が続く一方、第3四半期以降の回復の兆しも示している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「特殊印刷用紙につきましては、4月以降、新型コロナウイルスの影響により、商業印刷、出版、パッケージ向けの需要が急減しましたが、第2四半期に入り、需要は回復基調にあり、販売数量・金額の減少幅は縮小傾向にあります。」
新型コロナウイルスによる需要急減が特殊印刷用紙で実際に発生した。第2四半期には需要回復と減少幅の縮小も記載されている。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞等によって景気が急速に悪化し、非常に厳しい状況となりました。」
新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動停滞と景気悪化が初めて明示され、特殊印刷用紙、特殊機能紙、トイレットペーパー、ラミネート加工などで需要・販売数量への実際の影響が記載されている。