資本効率向上と収益性の高い企業体質
FY2016に初出。23回の記載のうち11回が「前進」で、最初の「前進」はFY2020。直近の記載は2026-09-30。
稲葉製作所がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。67社中13社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに7社。
- FY2026-H1前進有価証券報告書
「売上高19,744百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益637百万円(前年同期比19.4%増)、経常利益831百万円(前年同期比18.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益621百万円(前年同期比41.1%増)となりました。」
売上高は減少したものの、営業利益、経常利益、中間純利益が前年同期比で増加し、収益性の改善が測定可能な形で示された。 - FY2025悪化有価証券報告書
「売上高経常利益率8.0%(前期7.4%)、減価償却前営業利益は4,885百万円(前期4,583百万円)、売上高減価償却前営業利益率11.5%(前期11.0%)となりました。なお、自己資本利益率は5.7%(前期比1.0ポイント増)となりました。」
この記載は前期実績の再掲だが、本 filing の当期トレンドでは売上高経常利益率5.2%、減価償却前営業利益率9.2%、自己資本利益率3.5%へ低下しており、収益性・資本効率の改善状況が悪化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「このような環境のもと、当社グループは、売上高、営業利益の拡大を目指しましたが、オフィス家具事業の減収に加え、仕入単価の上昇、減価償却費、エネルギーコスト、労務費・人件費の増加、生産高低下に伴う原価率の上昇により、前年同期に比べ売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益はいずれも減少しました。」
収益性を重視する方針に対し、仕入単価、エネルギーコスト、労務費・人件費の増加や生産高低下による原価率上昇により、主要利益指標が前年同期比で減少した。 - FY2024前進有価証券報告書
「売上高経常利益率8.0%(前期7.4%)、減価償却前営業利益は4,885百万円(前期4,583百万円)、売上高減価償却前営業利益率11.5%(前期11.0%)となりました。なお、自己資本利益率は5.7%(前期比1.0ポイント増)となりました。」
重視する売上高経常利益率、減価償却前営業利益、同利益率、自己資本利益率が前期から改善した。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高31,545百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益2,570百万円(前年同期比14.1%増)、経常利益2,808百万円(前年同期比11.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,012百万円(前年同期比27.3%増)となりました。」
減収ながら営業利益、経常利益、四半期純利益が前年同期を上回り、収益性改善の進展が第3四半期累計の数値で示されている。 - FY2024-Q2前進有価証券報告書
「この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高20,041百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益1,363百万円(前年同期比21.4%増)、経常利益1,544百万円(前年同期比19.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,136百万円(前年同期比32.1%増)となりました。」
前年同期比で減収となった一方、営業利益、経常利益、四半期純利益が増加し、収益性の改善が第2四半期累計でも具体的な数値として示された。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「営業利益592百万円(前年同期比24.3%減)、経常利益683百万円(前年同期比20.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益458百万円(前年同期比20.5%減)となりました。」
収益性を重視する方針に対し、売上高は増加したものの、営業利益、経常利益、四半期純利益はいずれも前年同期比で減少した。 - FY2023前進有価証券報告書
「売上高経常利益率7.4%(予想比0.1ポイント増)、減価償却前営業利益は4,583百万円(達成率100.8%)、売上高減価償却前営業利益率11.0%(予想比0.3ポイント増)となりました。なお、自己資本利益率は4.7%(前期比0.9ポイント増)となりました。」
重視する売上高経常利益率は前期の5.8%から7.4%へ、自己資本利益率は3.8%から4.7%へ改善した。減価償却前営業利益も4,583百万円となり、予想を上回った。 - FY2023-Q3前進有価証券報告書
「この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高31,623百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益2,251百万円(前年同期比92.6%増)、経常利益2,523百万円(前年同期比71.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,581百万円(前年同期比65.1%増)となりました。」
収益性を重視する方針に対し、第3四半期累計で営業利益、経常利益、四半期純利益が前年同期を大幅に上回り、増収増益が進展した。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高20,305百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益1,122百万円(前年同期比227.9%増)、経常利益1,294百万円(前年同期比142.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益860百万円(前年同期比166.8%増)となりました。」
前期に収益性が低下していた状況から、当第2四半期累計では営業利益、経常利益、四半期純利益が大幅に改善した。 - FY2023-Q1前進有価証券報告書
「この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高9,892百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益782百万円(前年同期比198.8%増)、経常利益864百万円(前年同期比144.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益576百万円(前年同期比165.9%増)となりました。」
前期に収益性が低下していた状況から、当四半期は営業利益、経常利益、四半期純利益が前年同期を大幅に上回った。 - FY2022悪化有価証券報告書
「売上高経常利益率は5.8%(予想比1.8%増)を計上いたしました。」
重視する売上高経常利益率は予想を上回ったものの、前期の8.1%から5.8%へ低下した。自己資本利益率も3.8%で、前期の6.0%から低下している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「営業利益1,169百万円(前年同期比48.9%減)、経常利益1,467百万円(前年同期比41.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益957百万円(前年同期比44.8%減)となりました。」
収益性を重視する方針に対し、第3四半期累計の営業利益、経常利益、四半期純利益はいずれも前年同期を大幅に下回った。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高17,864百万円(前年同期比1.5%減)、営業利益342百万円(前年同期比73.9%減)、経常利益534百万円(前年同期比63.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益322百万円(前年同期比66.4%減)となりました。」
収益性を重視する方針に対し、売上高が減少し、営業利益・経常利益・純利益が前年同期を大幅に下回った。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「営業利益261百万円(前年同期比65.6%減)、経常利益354百万円(前年同期比57.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益216百万円(前年同期比60.6%減)となりました。」
収益性を重視する方針に対し、売上高は増加したものの、営業利益・経常利益・純利益が前年同期を大幅に下回った。 - FY2020前進有価証券報告書
「また、売上高経常利益率は6.1%(前期比0.1ポイント減)、減価償却前営業利益は3,300百万円(前期比7.9%増)となりました。」
重視する売上高経常利益率は6.1%、減価償却前営業利益は3,300百万円となり、後者は前期から増加した。翌期目標として売上高経常利益率4.7%等も設定している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の売上経常利益率は、前期比0.7%下落の2.1%となりました。また、当連結会計年度の減価償却前営業利益は、前期比254百万円減の1,942百万円(前期比11.6%減)となりました。」
中長期的な経営指標としている売上高経常利益率は2.1%へ低下し、減価償却前営業利益も減少した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、売上高経常利益率を中長期的な経営指標として重視しており、常にコスト意識を持ち収益の改善に努め、安定かつ強固な経営基盤の確立と資本効率の向上を目指してまいります。」
売上高経常利益率、収益改善、資本効率向上を中長期的な経営指標・目標として継続しているが、具体的な数値目標は示していない。 - FY2016初出有価証券報告書
「これらの課題への取り組みを全社的に展開して、資本効率の向上に努め、収益性の高い企業体質を目指した経営活動を徹底してまいります。」
全社的な課題対応を通じて資本効率を高め、収益性の高い企業体質を目指す方針が示されている。