買収・出店拡大に伴う借入増加と流動性リスク
FY2018に初出。20回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2026。
トリドールホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。30社中16社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに15社。
- FY2026対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ123億83百万円減少し、698億88百万円(前期比15.1%減)となりました。」「ネットレバレッジ・レシオは前連結会計年度末に比べて0.13回復し、1.98となりました。」
現金残高は減少したが、短期借入金・長期借入金の減少と調整後EBITDAの増加により、ネットレバレッジ・レシオは2.11から1.98へ改善した。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ116億44百万円増加し、822億71百万円(前期比16.5%増)となりました。」「また、負債と資本のバランスを示すネットレバレッジ・レシオは前連結会計年度末に比べて0.45回復し、2.11となりました。」
現金及び現金同等物が増加し、ネットレバレッジ・レシオも2.56から2.11へ改善した。短期借入金は減少し、社債中心へ負債構成が変化した。 - FY2025-H1短期借入金減少・社債増加により負債構成が変化有価証券報告書
「当中間連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ22億23百万円減少し、2,290億80百万円(前期末比1.0%減)となりました。これは主に短期借入金、その他の流動負債、営業債務及びその他の債務がそれぞれ前連結会計年度末に比べ171億76百万円、36億97百万円、17億21百万円減少した一方で、社債が前連結会計年度末に比べ203億81百万円増加したことによるものです。」
負債総額は減少したが、短期借入金が171億76百万円減少する一方、社債が203億81百万円増加し、買収・成長投資後の資金調達構成が変化した。 - FY2024有利子負債増加とネットレバレッジ改善有価証券報告書
「当連結会計年度末における社債、借入金およびリース負債を含む有利子負債の残高は1,868億98百万円となっております。」「ネットレバレッジ・レシオは前連結会計年度末に比べて0.13回復し、2.63となりました。」
Fulham Shore社取得・出店拡大に伴い有利子負債は1,868億98百万円へ増加し、短期借入金とリース負債も増加した。一方、調整後EBITDAの増加によりネットレバレッジ・レシオは改善した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ405億4百万円増加し、2,285億81百万円(前期末比21.5%増)となりました。これは主に長期借入金、1年以内返済予定の長期借入金がそれぞれ前連結会計年度末に比べ29億37百万円、14億49百万円減少した一方で、リース負債、短期借入金がそれぞれ前連結会計年度末に比べ180億83百万円、161億4百万円増加したことによるものです。」
事業拡大の下で負債が前期末比405億04百万円増加し、リース負債と短期借入金の増加により流動性・財務面のエクスポージャーが拡大した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ394億32百万円増加し、2,275億10百万円(前期末比21.0%増)となりました。これは主に長期借入金、1年以内返済予定の長期借入金がそれぞれ前連結会計年度末に比べ29億83百万円、14億13百万円減少した一方で、リース負債、短期借入金がそれぞれ前連結会計年度末に比べ200億2百万円、161億3百万円増加したことによるものです。」
Fulham Shore社の取得等を含む事業拡大の下で、負債は前期末比394億32百万円増加し、リース負債と短期借入金の増加が開示されている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「(3)借入金額 16,103百万円 (5)借入実行日 2023年7月7日 (6)契約期限 2024年7月5日」
Fulham社買収に伴い161億03百万円の借入を実行し、買収・出店拡大に伴う借入および流動性エクスポージャーが追加された。 - FY2023-Q3現金増加・社債および長期借入金増加有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ123億13百万円増加し、657億76百万円(前期比23.0%増)となりました。」「負債は、前連結会計年度末に比べ128億48百万円増加し、1,837億10百万円(前期比7.5%増)となりました。これは主に社債、1年以内返済予定の長期借入金、長期借入金がそれぞれ前連結会計年度末に比べ39億62百万円、26億38百万円、20億97百万円増加したことによるものです。」
現金及び現金同等物は前期末比123億13百万円増加した一方、社債、1年以内返済予定の長期借入金、長期借入金が増加し、負債も128億48百万円増加した。 - FY2023-Q2現金増加・長期借入金増加有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ113億57百万円増加し、648億20百万円(前期比21.2%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入が97億円あった一方で、リース負債の返済による支出が91億43百万円、長期借入金の返済による支出が65億54百万円あったこと等によるものです。」
現金及び現金同等物は前期末比113億57百万円増加した一方、長期借入れ97億円と長期借入金返済65億54百万円を計上し、借入を伴う資金繰りの状況を開示している。 - FY2023-Q1現金増加・長期借入金減少有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ22億94百万円増加し、557億57百万円(前期比4.3%増)となりました。これは主に無形資産及びのれん、現金及び現金同等物がそれぞれ前連結会計年度末に比べ43億14百万円、22億94百万円増加した一方で、使用権資産が前連結会計年度末に比べ25億89百万円減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物は前期末比22億94百万円増加して557億57百万円となった。長期借入金も前期末比29億88百万円減少している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は534億63百万円(前期比114.1%増)となりました。」「ネットレバレッジ・レシオは前連結会計年度末に比べて3.50回復し、3.30となりました。」
現金及び現金同等物の増加、短期借入金の減少、ネットレバレッジ・レシオの6.80から3.30への改善により、流動性・財務面のエクスポージャーが低下した。 - FY2022-Q3現金増加・短期借入減少、長期借入増加有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ242億81百万円増加し、492億50百万円(前期比97.2%増)となりました。」
現金及び現金同等物は前期末比242億81百万円増加した。短期借入金は30億円減少した一方、長期借入金は12億76百万円増加しており、借入を伴う資金繰りの状況を開示している。 - FY2022-Q2現金増加・短期借入減少、長期借入増加有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ4億19百万円増加し、2,098億30百万円(前期比0.2%増)となりました。これは主に現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ50億3百万円増加した一方で、使用権資産、営業債権及びその他の債権、繰延税金資産、その他の金融資産がそれぞれ前連結会計年度末に比べ21億43百万円、8億80百万円、7億43百万円、7億29百万円減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物は前期末比50億3百万円増加した。短期借入金は29億99百万円減少した一方、長期借入金は39億98百万円増加しており、借入を伴う資金繰りの状況を開示している。 - FY2022-Q1現金増加・長期借入増加有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ83億67百万円増加し、333億36百万円(前期比33.5%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入が120億25百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が55億63百万円、リース負債の返済による支出が39億2百万円あったこと等によるものです。」
現金及び現金同等物は前期末比83億67百万円増加した一方、長期借入れによる収入120億25百万円も計上されており、借入を伴う資金繰りの状況を開示している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「また、ネットレバレッジ・レシオは前連結会計年度末に比べて2.78悪化し、6.80となりました。これは主に調整後EBITDAが114億79百万円減少したことによるものです。」
調整後EBITDAの減少によりネットレバレッジ・レシオが4.02から6.80へ悪化し、借入依存を伴う流動性・財務リスクが拡大した。 - FY2021-Q3短期借入金増加・現金残高増加有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ30億74百万円増加し、288億75百万円(前期比11.9%増)となりました。これは主に短期借入金の純増加額が69億94百万円、長期借入れによる収入が91億46百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が89億9百万円、リース負債の返済による支出が115億25百万円あったこと等によるものです。」
現金及び現金同等物は前期末比30億74百万円増加した一方、短期借入金は69億94百万円増加した。借入依存を伴う資金繰りの状況を開示している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ37億77百万円減少し、220億25百万円(前期比14.6%減)となりました。これは主に短期借入金が前連結会計年度末に比べ69億94百万円増加した一方で、長期借入金が前連結会計年度末に比べ52億25百万円減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物が前期末比37億77百万円減少する一方、短期借入金が69億94百万円増加し、流動性に関するエクスポージャーが拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ11億78百万円減少し、2,088億円(前期比0.6%減)となりました。これは主に使用権資産が前連結会計年度末に比べ36億79百万円増加した一方で、現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ50億50百万円減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物が前期末から50億50百万円減少する一方、短期借入金は39億94百万円増加した。資金繰り・流動性に関するエクスポージャーが数値で示された。 - FY2020対処有価証券報告書
「当該300億円の短期借入枠を活用し、手元キャッシュの充実に努めます。」
新型コロナウイルス感染症に伴う資金繰りリスクへの対応として、コミットメントライン210億円と当座貸越90億円、合計300億円の短期借入枠を確保した。 - FY2018初出有価証券報告書
「流動性リスクとは、当社グループが現金又はその他の金融資産により決済する金融負債に関連する債務を履行する際に、困難に直面するリスクのことであります。当社グループは、営業債務や借入金について適時に資金繰計画を作成・更新することなどにより、流動性リスクを管理しております。」
買収等を背景に借入金の帳簿価額は50,024百万円、1年以内の契約上のキャッシュ・フローは39,851百万円となっており、資金繰計画による流動性管理を記載した。