景気不透明感と個人消費・海外経済の減速懸念
FY2016-Q3に初出。35回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q3。直近の記載は2026-10-05。
エターナルホスピタリティグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。176社中131社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに66社。
- FY2026-H1外食需要の堅調さとコスト上昇の併存有価証券報告書
「外食業界を取り巻く環境は、国際情勢に変化があるものの、訪日外国人客数は依然として高水準にあります。また、持続的な賃金上昇に伴い外食利用機会が増加していることなどから、外食需要は堅調に推移しています。しかし、断続的な原材料価格の高騰、エネルギーコストや人件費をはじめとする運営コストの上昇に加え、店舗の内装・建築費用の増大など、さまざまなコスト上昇要因が収益を下押しするなど、経営環境は一段と厳しさを増しております。」
訪日外国人客数や賃金上昇を背景に外食需要が堅調である一方、原材料・エネルギー・人件費、内装・建築費用の上昇が収益を下押しするという環境認識を示している。 - FY2025-H1消費者の節約志向を追加有価証券報告書
「外食業界を取り巻く環境は、行動規制の緩和に伴う人流増加に加え、インバウンド需要の回復も追い風となり、外食需要は回復基調が続いております。しかし、原材料価格や光熱費、人件費の上昇、人財の供給不足の深刻化、継続的な物価上昇による消費者の節約志向が強まるなど、厳しい経営環境に直面しております。」
人流・インバウンド回復による外食需要の回復を記載する一方、継続的な物価上昇に伴う消費者の節約志向の強まりを新たに併記している。 - FY2024-Q3消費活動の回復とコスト高の併存有価証券報告書
「外食業界を取り巻く環境は、2023年5月に新型コロナウイルス感染症は感染症法上の位置付けが5類感染症となり、経済活動の正常化が進み、人流が増加するとともにインバウンドも回復し、国内の消費活動に大きく持ち直しが見られました。その一方で、国際情勢の悪化や円安によるエネルギー資源や原材料価格の高騰、人件費の上昇により依然として厳しい経営環境が続いております。」
感染症の5類移行後、人流・インバウンド・国内消費の回復を記載する一方、国際情勢、円安、資源・原材料価格、人件費の上昇による厳しい環境も併記している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「その一方で、ウクライナを取り巻く国際情勢の悪化、原油などのエネルギー資源や原材料の価格が高騰、為替相場の円安も相まってさらなる価格上昇が懸念され、エネルギー資源や原材料の価格高騰、人件費の上昇により、依然として厳しい経営環境が続いております。」
感染症による消費活動への影響が持ち直す一方、ウクライナ情勢、資源・原材料価格、円安および人件費上昇による厳しい環境を再確認している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「その一方で、ウクライナを取り巻く国際情勢の悪化、原油などのエネルギー資源や原材料の価格が高騰、為替相場の円安も相まってさらなる価格上昇が懸念され、エネルギー資源や原材料の価格高騰、人件費の上昇により、依然として厳しい経営環境が続いております。」
感染症影響による消費活動の持ち直しを記載する一方、ウクライナ情勢、エネルギー・原材料価格高騰、円安および人件費上昇を厳しい経営環境の要因として明示している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「外食業界を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大と一時的な沈静化を繰り返した影響により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が断続的に適用され、長期間にわたり消費活動が影響を受けました。」
感染症による消費活動への影響を再確認している。一方、2022年3月のまん延防止等重点措置全面解除後には消費活動の持ち直しも記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「その一方で、ウクライナを取り巻く国際情勢の悪化、原油などのエネルギー資源や原材料の価格が高騰、為替相場の円安も相まってさらなる価格上昇が懸念され」
従来の感染症・地政学リスクに加え、ウクライナ情勢の悪化、資源・原材料価格の高騰および円安によるさらなる価格上昇懸念を記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の外食業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた政府及び各自治体からの営業時間短縮、酒類提供自粛要請等の各種要請による影響を受けておりましたが、2021年10月よりそれらの各種要請が徐々に解除され、日常を取り戻しつつありました。しかし、2022年1月から3月の期間、7月以降に再度、新型コロナウイルス感染症の感染者数の急増し消費行動に自粛傾向がみられました。新型コロナウイルス感染症の感染状況および地政学リスクの影響により今後も先行きが見通せない状況が続いております。」
要請解除による回復局面の後、2022年1月から3月および7月以降に感染者数が再増加し、消費行動の自粛傾向が生じた。感染症に加えて地政学リスクも含む先行き不透明感が続いている。 - FY2022-Q3地政学リスクを再び併記有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の感染状況および地政学リスクの影響により今後も先行きが見通せない状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症に加え、地政学リスクの影響を先行き不透明要因として併記している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「しかし、2022年1月に新型コロナウイルス感染症の感染者数の急増にともない、再び、各自治体で自粛要請が出されるなど先行きが見通せない状況が続いております。」
2021年10月以降に各種要請が解除されていた一方、2022年1月の感染者数急増により各自治体の自粛要請が再発し、先行き不透明感が強まった。 - FY2022-Q1各種要請の解除と第6波への懸念を併記有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の外食業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた政府及び各自治体からの営業時間短縮、酒類提供自粛要請等の各種要請による影響を受けておりましたが、2021年10月よりそれらの各種要請が徐々に解除され、日常を取り戻しつつあります。一方で、新型コロナウイルス感染症の第6波に備える必要性もささやかれており、先行きが見通せない状況が続いております。」
営業時間短縮・酒類提供自粛要請が2021年10月から徐々に解除される一方、第6波への備えが必要とされ、先行き不透明感が併記されている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の抑制により、景気は急速に悪化し極めて厳しい状況となりました。」
従来の海外経済等の不透明感から、新型コロナウイルス感染症による経済活動抑制と景気の急速な悪化を中心とする認識へ移っている。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「特に外食業界におきましては、2020年4月に出された緊急事態宣言解除以降、個人消費は回復の兆しもみられていたものの、2020年11月には東京都、大阪府、愛知県では、アルコール提供を行う飲食店への営業時間短縮要請が出され、2021年1月には再度、緊急事態宣言がなされ一度は解除されたもののまん延防止等重点措置や三度目の緊急事態宣言が都市部を中心に出されたことにより、特に居酒屋業界におきましては、酒類提供自粛要請や営業時間の大幅な制限により多大な影響を受けております。」
従来の感染症・海外政治経済リスクに加え、まん延防止等重点措置、三度目の緊急事態宣言、酒類提供自粛要請および営業時間の大幅な制限が記載され、外食・居酒屋業界への影響が拡大している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の抑制により、景気は急速に悪化し極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言の解除後、個人消費は回復の兆しもみられるものの、新型コロナウイルス感染症の感染者数が再度増加傾向にあるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動の抑制で景気が急速に悪化し、感染者数も再度増加傾向にあるとの認識を示している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念、日韓関係をはじめ海外における不安定な政治動向等に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
従来の米中貿易摩擦、中国景気減速、海外政治動向等に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的流行拡大を景気先行きの不透明要因として追加している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念、日韓関係をはじめ海外における不安定な政治動向等の影響により、国内の設備投資や輸出に成長鈍化の動きがみられ、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。」
米中貿易摩擦、中国景気減速、日韓関係など海外の政治経済リスクと、国内設備投資・輸出の成長鈍化および景気の先行き不透明感を前四半期と同様に記載している。 - FY2020-Q1中国減速・日韓関係など海外政治経済リスクを具体化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念、日韓関係をはじめ海外における不安定な政治動向等の影響により、国内の設備投資や輸出に成長鈍化の動きがみられ、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。」
米中貿易摩擦に加え、中国の景気減速懸念、日韓関係など海外の不安定な政治動向を、国内設備投資・輸出の成長鈍化要因として具体的に記載している。 - FY2019米中通商問題と海外経済・政策の不確実性を明示有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調が続いておりましたが、米中通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の動向と政策に関する不確実性等、予断を許さない状況が続いております。」
従来の海外経済の不確実性に加え、米中通商問題の世界経済への影響と海外の経済・政策動向を不確実性として記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調が続いておりましたが、海外経済においては米国を中心とした保護主義的な通商政策が及ぼす影響等から、先行き不透明な状況で推移いたしました。」
米国を中心とした保護主義的な通商政策の影響による海外経済の先行き不透明感を、前四半期と同様に記載している。 - FY2019-Q2保護主義的通商政策による不透明感有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調が続いておりましたが、海外経済においては米国を中心とした保護主義的な通商政策が及ぼす影響等から、先行き不透明な状況で推移いたしました。」
従来の米中貿易摩擦等の記載に代えて、米国を中心とした保護主義的な通商政策の影響による海外経済の先行き不透明感を記載している。 - FY2019-Q1米中貿易摩擦と消費回復の鈍さを併記有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用状況の改善により緩やかに回復しましたが、米中貿易摩擦の悪化が今後の経済情勢に影響を及ぼすことが懸念されております。また、賃金については依然として上昇しているものの、消費の伸びは依然として弱い状況が続いております。」
従来の海外経済の不確実性に加え、米中貿易摩擦の悪化と、賃金上昇にもかかわらず消費の伸びが弱い状況を外部環境上の懸念として記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「しかしながら、海外経済の不確実性もあり、依然として不透明な状況が続いております。」
海外経済の不確実性と経済環境の不透明感を引き続き記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「しかしながら、海外経済の不確実性もあり、依然として不透明な状況が続いております。」
海外経済の不確実性と経済環境の不透明感を引き続き記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「しかしながら、海外経済の不確実性もあり、依然として不透明な状況が続いております。」
海外経済の不確実性と経済環境の先行き不透明感を引き続き記載している。 - FY2017米国新政権政策への懸念を併記有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善は見られましたが、景況感に力強さが見られず家計消費支出額が低迷しており、米国新政権の政策に対する懸念、地政学的リスクなど、先行きの不透明感が強まっております。」
家計消費支出の低迷、地政学的リスクおよび先行き不透明感を再掲し、米国新政権の政策に対する懸念を併記している。 - FY2017-Q3地政学的リスクの併記有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善は見られましたが、景況感に力強さが見られず家計消費支出額が低迷しており、為替の相場の乱高下、地政学的リスクなど、先行きの不透明感が強まっております。」
家計消費支出の低迷、為替相場の乱高下および先行きの不透明感を再掲し、新たに地政学的リスクを併記している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善は見られましたが、景況感に力強さが見られず家計消費支出額が低迷しており、為替の相場の乱高下、海外経済の減速による下振れリスクなど、先行きの不透明感が強まっております。」
家計消費支出の低迷、為替相場の乱高下、海外経済の減速による下振れリスクおよび先行きの不透明感を引き続き記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢、所得環境の改善は見られましたが、景況感に力強さが見られず家計消費支出額が低迷しており、為替の相場の乱高下、海外経済の減速による下振れリスクなど、先行きの不透明感が強まっております。」
家計消費支出の低迷、為替相場の乱高下、海外経済の減速による下振れリスクおよび景気の先行き不透明感を引き続き記載している。 - FY2016再掲有価証券報告書
「しかしながら、個人消費の回復に遅れが見られるとともに、海外においては中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の減速懸念が続くなど不安定な状況にあります。また、日経平均株価が20,000円台から16,000円台まで下落し、円高・株安が進む中でマイナス金利政策が行われるなど、景気の不透明感が高まり、消費者意識の先行きについても楽観視できない状況にあります。」
個人消費、海外経済、為替・株価および消費者意識の不透明感を引き続き外部環境上のリスクとして記載している。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「個人消費の回復に遅れが見られるとともに、海外においては中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の減速懸念が続くなど不安定な状況にあります。また、日経平均株価が20,000円台から16,000円台まで下落し、円高・株安が進む中でマイナス金利政策が行われるなど、景気の不透明感が高まり、消費者意識の先行きについても楽観視できない状況にあります。」
個人消費の回復遅れ、海外新興国・資源国の減速懸念、円高・株安、マイナス金利および消費者意識の先行き不透明感を外部環境として記載している。日経平均株価の水準変化が数値化されている。