フィリピン海外事業の政治・インフレ・金利・為替リスク
FY2023に初出。7回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q1。直近の記載は2026-05-13。
ポラリス・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- 2026-05-13再掲経営計画
「フィリピンは日本と異なり、人口増加中の成長マーケット」
フィリピン事業について、人口・訪問外国人の増加を背景とする成長市場との認識を示す一方、リスクの具体的な軽減は記載していない。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
フィリピン海外事業の政治情勢、インフレーション、金利、為替等のリスクについて、重要な変更はないと再確認している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「海外事業においては、Red Planet Hotels Manila Corporationに係る借入コストの増加等により、当連結会計年度において支払利息653百万円を計上しております。」
海外事業の支払利息は第3四半期累計の442百万円から通期653百万円となり、海外事業の経常損益は301百万円の損失となった。借入コスト上昇の損益影響が通期でも拡大している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「また、海外事業においては、Red Planet Hotels Manila Corporationに係る借入コストの増加等により、当第3四半期連結累計期間において支払利息442百万円を計上したこと等により、海外事業の経常利益が△255百万円となったものの、連結ベースの経常利益は2,384百万円となりました。」
海外事業ではRed Planet Hotels Manila Corporationに係る借入コストの増加により支払利息442百万円を計上し、海外事業の経常損益は255百万円の損失となった。インフレ・金利上昇に関連するリスクの損益影響が前四半期から拡大している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「また、海外事業において、物価上昇に伴う借入コストの上昇により、当第2四半期連結累計期間において支払利息267百万円を計上したこと等により、海外事業の経常利益が△134百万円となった」
海外事業では物価上昇に伴う借入コスト上昇により、支払利息が第1四半期累計の143百万円から第2四半期累計では267百万円となり、海外事業の経常損益は134百万円の損失となった。インフレ・金利上昇リスクの損益影響が拡大している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「経常利益は、国内事業において経常利益130百万円(前年同四半期経常損失107百万円)と大幅な黒字化を実現しましたが、海外事業において、物価上昇に伴う借入コストの上昇により、当第1四半期連結累計期間において支払利息143百万円を計上したこと等により、経常利益が△134百万円となり、連結ベースの経常利益は△4百万円となりました。」
フィリピンを含む海外事業では、物価上昇に伴う借入コスト上昇により支払利息143百万円を計上し、海外事業の経常損益は134百万円の損失となった。インフレ・金利上昇リスクが実際の損益要因として現れている。 - FY2023初出有価証券報告書
「当社グループがフィリピンにおいて運営するホテルは、海外拠点であることによる特有のリスクがあります。同国の政治情勢、インフレーション、金利動向などが不安定となり経済全体に悪影響を与えるリスクがあります。また、急激な為替変動が当社に不利益を及ぼす可能性があります。」
フィリピンのホテル運営プラットフォーム取得に伴い、政治情勢、インフレーション、金利動向、急激な為替変動を海外事業固有のリスクとして初めて独立して明示している。