開発分譲事業への利益依存
FY2022に初出。8回の記載のうち4回が「後退」で、最初の「後退」はFY2023。直近の記載はFY2026。
ストレージ王がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。54社中22社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに3社。
- FY2026後退有価証券報告書
「2025年1月期では「トランクルーム開発分譲事業」による売上総利益が82%、2026年1月期では70%を占めております。」
売上総利益ベースでは開発分譲事業の比率が82%から70%へ低下した。ただし、従来の利益比率とは指標の定義が異なる。 - 2026-04-02後退株主総会
「以上の結果、当事業年度の売上高は3,999,797千円(前期比6.2%減)、営業利益191,468千円(前期比11.3%増)、経常利益172,922千円(前期比1.2%増)、当期純利益117,120千円(前期比55.3%増)となりました。」
開発分譲事業への利益依存度そのものの明示はないが、全社の営業利益・経常利益・当期純利益が黒字となった実績を記載している。 - FY2025後退有価証券報告書
「2024年1月期では「トランクルーム開発分譲事業」による利益が86%、2025年1月期では82%を占めております。」
開発分譲事業の利益依存度は86%から82%へ低下したが、なお利益の8割超を占めている。 - FY2025-Q1顕在化有価証券報告書
「この結果、トランクルーム開発分譲事業の売上高は17,814千円(前年同四半期比13.2%減)、セグメント損失は15,499千円(前年同四半期はセグメント損失2,915千円)となりました。」
開発分譲事業の売上高が前年同四半期比で減少し、セグメント損失が前年同四半期から拡大した。開発分譲利益への依存を示してきた収益構造において、第1四半期は同事業が損失となっている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「2023年1月期では「トランクルーム開発分譲事業」による利益が80%、2024年1月期では86%を占めております。」
開発分譲利益への依存度が80%から86%へ上昇した。 - FY2023後退有価証券報告書
「セグメントの中で、トランクルームの自社開発を行い、収益不動産として投資家に売却する際に計上する利益を開発分譲による利益、開業後のトランクルームの運営による利益を運営管理の利益と区分しておりますが、2022年1月期では開発分譲による利益が82%、2023年1月期では80%を占めております。」
開発分譲利益の比率は82%から80%へ低下したが、なお利益の約8割を占めると記載している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「トランクルームの開発分譲事業については、首都圏4店舗の開発案件は全て着工しているものの、完成、売却時期が第4四半期に集中するため、第3四半期時点では現在開発中の物件より生じる駐車場収入のみを計上しております。」
第3四半期累計では開発分譲事業関連の外部顧客売上高が1,265千円にとどまり、開発分譲からの収益が未計上に近い状態となった結果、累計営業損失169,187千円を計上している。 - FY2022初出有価証券報告書
「当社は、土地を購入し、トランクルームを建設して、投資家に売却する開発分譲事業で利益の8割程度を確保しております。」
運営管理事業だけでは販売費・一般管理費をカバーできず、開発分譲事業の売却成否が損益に大きく影響すると説明している。