外食業界の競争激化と低価格志向
FY2017に初出。13回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
ワイズテーブルコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。47社中40社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに21社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「外食産業におきましては、消費者の外食需要が経済活動の正常化につれて回復したものの、2023年7月から8月にかけての猛暑や新型コロナウイルス感染症の感染拡大等による減速もみられました。人手不足や食材費等の価格高騰も続いており、事業環境は依然として厳しい状況です。」
外食需要の回復と一時的な減速、人手不足・食材費高騰による厳しい競争・事業環境を継続して記載。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「外食業界におきましては、消費者の外食需要が経済活動の正常化につれて回復してきたものの、2023年7月から8月にかけての猛暑や新型コロナウイルス感染症の感染拡大等による減速もみられました。人手不足や食材費等の価格高騰も続いており、事業環境は依然として厳しい状況です。」
外食需要の回復が進む一方、需要の減速、人手不足、食材費等の価格高騰による厳しい競争・事業環境を継続して記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「デリバリーにつきましては、イートイン営業の回復につれて需要が落ち着き、一方で、コロナ禍の中で増加した事業者間での競争は依然として厳しく、売上高は2020年2月期を下回ることとなりました。」
イートイン回復後のデリバリー需要の落ち着きと、参入事業者増加後の競争の厳しさを継続して記載。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「外食業界におきましては、営業制限の要請が解除され、来店客数には回復の兆しが見られつつありましたが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大による消費者の活動の停滞や、物価上昇、労働力不足の深刻化等、厳しい競争環境が続いております。」
営業制限解除による回復の兆しを示しつつ、感染再拡大、物価上昇、労働力不足の深刻化を背景とする厳しい競争環境を継続記載。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「外食業界におきましては、営業制限の要請が解除され、来店客数には回復の兆しが見られつつあるものの、回復の動きはいまだ緩やかであり、また、協力金等の支援制度も終了するなど、厳しい競争環境が続いております。」
営業制限解除後も来店客数の回復が緩やかで、協力金等の支援制度終了も加わり、厳しい競争環境が継続していると記載。 - FY2022悪化有価証券報告書
「外食業界は、他業界と比較すると参入障壁が低く新規参入が多いために、非常に激しい競合状態が続いてきた業界ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が断続的に発生する中で、テレワークの普及により消費者の外食の頻度が低下し、また大人数での飲食を控える動きが広がるなど、外食に対する需要が減少し、競合状態は更に激化しています。デリバリー事業については需要の高い状況が続いていますが、デリバリー代行事業者の事業展開拡大によって競合先が増加し、デリバリー人員の確保も困難になるなど、競争環境は厳しさを増しております。」
外食需要の減少に加え、デリバリー代行事業者の参入拡大と人員確保困難を背景に、競争激化が従来より具体化。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「前年より高く推移してきたデリバリー及びテイクアウトの需要は、緊急事態宣言発令に伴う飲食店の休業により再び高まりましたが、参入事業者数が増加したことから、厳しい競争環境が続いております。」
デリバリー・テイクアウト需要の増加に対して参入事業者数も増加し、競争環境が厳しい状態で継続している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「デリバリー及びテイクアウトの需要は高く推移しましたが、多くの事業者の参入により競争も激化しております。」
外食需要のデリバリー・テイクアウトへの移行と、多数の参入による競争激化を継続記載。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「デリバリー及びテイクアウトへの需要は高く推移していますが、多くの事業者の参入により競争も激化しております。」
デリバリー・テイクアウト需要が高い一方、多くの事業者の参入による競争激化を引き続き記載。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「外出自粛を受けた、外食から中食及び内食への需要の急激なシフトにより、デリバリー及びテイクアウトへの需要が高まっておりますが、多くの事業者の参入により競争も激化しております。」
中食・内食への需要シフトとデリバリー・テイクアウト市場への多くの事業者の参入により、競争激化を新たに明示。 - FY2020再掲有価証券報告書
「外食業界は、他業界と比較すると参入障壁が低く新規参入が多いことに加え、個人消費の低迷や業界の垣根を越えた価格競争の影響も受け、非常に激しい競合状態が続いている業界です。」
新規参入、個人消費低迷、業界横断的な価格競争による競争激化を再掲。 - FY2018悪化有価証券報告書
「外食産業全体の市場規模は横ばいの傾向が続き、一般消費者の節約志向が根強い中で低価格化が進行し、新規参入者や拡大する中食市場との競争が激化する等、業界内の環境は引き続き厳しい状況にあります。」
従来の新規参入・価格競争に加え、拡大する中食市場との競争激化を明示。 - FY2017初出有価証券報告書
「外食業界は、他業界と比較すると参入障壁が低く新規参入が多いことに加え、個人消費の低迷や業界の垣根を越えた価格競争の影響も受け、非常に激しい競合状態が続いている業界です。」
新規参入、個人消費低迷、業界横断的な価格競争による競合状態を独立した事業リスクとして記載。