為替変動・仕入先地域情勢による商品供給リスク
FY2017に初出。9回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q2。直近の記載は2026-09-25。
パレモ・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに3社。
- 2026-09-25悪化決算
「その一方で、物価上昇の継続や金利・為替の変動、エネルギーコストの高騰などが個人消費や企業活動の下押し圧力となっています。」
為替変動、物価上昇、エネルギーコスト高騰による仕入れ・商品原価への外部圧力が継続している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、円安など為替相場の大幅な変動により商品原価が上昇する場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、中国以外のASEAN地域への取り組み強化などを進めておりますが、仕入先のある主要国における政治情勢・経済環境・自然災害等によっては当社グループの商品供給に影響を及ぼし、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。」
円安による商品原価上昇リスクを明示し、仕入先主要国の政治情勢・経済環境・自然災害による商品供給リスクも引き続き記載している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「その一方で、中東・ウクライナなどの地政学リスクの長期化や不安定な為替変動のほか、原材料価格の高騰による物価上昇や金利の上昇など、依然として景気の先行きは不透明な状況が継続しております。」
輸入商品・仕入環境に関係する為替変動リスクについて、不安定な為替変動に加え、原材料価格高騰や物価上昇が示され、仕入環境への外部圧力が続いている。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「その一方で、地政学リスクの長期化や円安進行のほか、消費者物価の伸びに対して実質賃金のマイナスが続くなど、依然として景気の先行きは不透明な状況が継続しております。」
輸入商品・仕入環境に関係する円安進行が当四半期にも明示され、為替変動による商品調達環境への外部圧力が続いている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「またコロナ前の8割にまで急回復が進むインバウンド需要にも支えられ、景気は回復基調となりました。一方で、ガソリン、電気、ガスなどのエネルギー価格の高騰のほか、円安による物価の上昇など、消費者の生活防衛意識の高まりが懸念されるなど、先行きは不透明な状況で推移しました。」
円安による物価上昇とエネルギー価格高騰が商品・消費環境への外部圧力として継続し、輸入依存や仕入れ環境に関するリスクが強まる要素として記載されている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢の緊迫化、中国のゼロコロナ政策の転換によるサプライチェーンの不安定化、円安、資源高の影響による景気の下振れリスク等もあり、全体的に回復基調ではあるものの景気の先行きは不透明な状況が継続しております。」
商品供給・輸入に関する従来の為替・仕入先地域情勢リスクについて、中国の政策転換によるサプライチェーン不安定化、円安、資源高が追加的に示されている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢の緊迫化、中国の都市封鎖によるサプライチェーンの混乱、円安、資源高の影響による景気の下振れリスク等もあり、全体的に回復基調ではあるものの景気の先行きは不透明な状況が継続しております。」
輸入・商品供給に関する従来の為替・仕入先地域情勢リスクについて、中国の都市封鎖によるサプライチェーン混乱と円安が実際の外部環境として追加的に示された。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「また、円安による商品調達コスト上昇の影響に加え、人員不足の深刻化により採用コストや人件費の上昇など、厳しい環境が続いております。」
円安による商品調達コストの上昇が実際に生じている影響として記載され、従来の為替変動リスクが顕在化している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社が販売する商品は、中国を中心とした諸外国からの輸入品が大半を占めております。海外からの仕入条件は発注の都度決定しておりますが、為替相場の大幅な変動により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、中国以外のアセアン地域への取り組み強化などを進めておりますが、仕入先のある主要国における地域情勢等によっては当社の商品供給に影響を及ぼし、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。」
輸入依存を背景に、為替相場の大幅な変動と仕入先主要国の地域情勢による業績・商品供給への影響を挙げている。