資源価格・原材料価格および海上輸送費の高止まりによるコスト上昇
FY2023-Q1に初出。7回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2025-H1。
宝ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに8社。
- FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「売上原価は、原材料価格の上昇の影響などにより46,508百万円(同2.9%増)となり、売上総利益は15,471百万円(同3.1%減)となりました。」
原材料価格の上昇が宝酒造の売上原価増加として実際に現れている。売上総利益は前年同期比3.1%減となった。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「売上原価は、売上高の増加に伴い増加いたしましたが、海上輸送コンテナ価格の下落などもあり、80,013百万円(同16.2%増)となり、売上総利益は、37,364百万円(同21.2%増)となりました。」
海上輸送コンテナ価格の下落が宝酒造インターナショナルグループの原価上昇圧力を一部緩和したと記載している。一方、売上原価は前年同期比16.2%増となった。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「以上の結果、宝酒造の売上高は、31,773百万円(前年同期比2.7%増)となりました。売上原価は、原材料や燃料価格の高騰の影響はありましたが、売上数量の減少や売上構成の変化などにより23,389百万円(同1.6%減)となり、売上総利益は、8,383百万円(同16.9%増)となりました。」
原材料・燃料価格の高騰が宝酒造の売上原価に影響したと記載している。売上数量・売上構成の変化により利益は改善したが、資源価格・原材料価格の上昇は引き続き実績に現れている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度における宝酒造セグメントの主要な原材料である粗留アルコールの購入価格は、世界的なアルコール需要の高まりなどの影響を受け、前連結会計年度に比べ約5割上昇しております。」
原材料価格・燃料価格等の高騰が継続し、粗留アルコールの購入価格が約5割上昇した。原材料価格リスクが定量的なコスト上昇として現れている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「売上原価は、原材料や燃料価格の高騰の影響などにより、72,925百万円(同3.9%増)となり、売上総利益は、23,425百万円(同1.6%減)となりました。売上原価は、原材料費や商品仕入原価の上昇の影響などもあり、68,854百万円(同37.8%増)となり、売上総利益は、30,835百万円(同31.8%増)となりました。」
原材料・燃料価格の高騰および原材料費・商品仕入原価の上昇が、宝酒造および宝酒造インターナショナルグループの売上原価増加として実際に現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「売上原価は、資源価格や原材料価格の上昇の影響などもあり、47,765百万円(同10.2%増)となり、売上総利益は、14,055百万円(同1.7%減)となりました。 売上原価は、海上輸送費の高止まりの影響などもあり、43,748百万円(同37.8%増)となり、売上総利益は、19,981百万円(同33.3%増)となりました。」
資源価格・原材料価格の上昇が宝酒造の原価増加として、海上輸送費の高止まりが宝酒造インターナショナルグループの原価増加として実際に現れている。 - FY2023-Q1初出有価証券報告書
「売上原価は、資源価格や原材料価格の上昇の影響などもあり、23,767百万円(同7.0%増)となり、売上総利益は、7,174百万円(同5.5%減)となりました。 売上原価は、海上輸送費の高止まりの影響などもあり、20,234百万円(同41.2%増)となり、売上総利益は、9,136百万円(同35.7%増)となりました。」
資源価格・原材料価格の上昇および海上輸送費の高止まりが、宝酒造および宝酒造インターナショナルグループの売上原価増加として実際に現れている。