輸入原料・海上運賃・為替相場の変動
FY2016に初出。36回の記載のうち25回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q3。直近の記載は2026-07-30。
フィード・ワンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに8社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしのシカゴ相場は、第4四半期に米国での単収低下懸念や輸出需要の増加を背景に一時的な上昇が見られたものの、通期では作付け及び生育が概ね順調に推移したことから、総じて軟調な展開となりました。」
とうもろこし相場の一時上昇と通期での軟調推移、飼料価格の前年同期比低下が実際の事業環境に現れた。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしのシカゴ相場は、主産地である米国における作付面積の拡大と生育に適した天候が続いたことによる豊作見通しにより、期末在庫率の増加が見込まれたことから値を下げております。これを受け、当社の畜産用配合飼料価格は前年同期対比で低下しました。」
とうもろこし相場の下落と、それを受けた畜産用配合飼料価格の前年同期比低下が実際に発生している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「主原料であるとうもろこしの価格は、主産地である米国の恵まれた天候と単収の増加等を背景に前年同期を下回り、当社グループは4月及び10月に畜産飼料価格の引き下げを行いましたが、海上運賃の高止まり等により円貨建での原材料価格は依然として高値傾向が続いております。」
とうもろこし価格が前年同期を下回る一方、海上運賃の高止まりにより円貨建原材料価格が高値傾向となり、飼料価格の4月・10月引き下げと併存している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこし価格は主産地の米国において、良好な天候に恵まれたことによる豊作見通しに加え、作付面積の増加等を背景に、前年同期を下回っております。また、その他の原材料価格につきましても、主産地における在庫水準の上昇等により、概ね前年同期を下回って推移しております。」
とうもろこし等の主原料価格が豊作見通し、作付面積増加、在庫水準上昇等を背景に前年同期を下回る実績となった。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしのシカゴ先物価格は、安定した収穫量の見通しに支えられ下降傾向が続いており、当社グループは4月、7月、10月と3四半期連続して畜産用配合飼料価格を引き下げましたが、海上運賃の高止まりや為替相場の円安進行により円貨建での原材料価格は高値傾向が続いており、1月には価格引き上げを行いました。」
とうもろこし先物価格が下降する一方、海上運賃の高止まりと円安による円貨建原材料価格の高値が継続し、畜産用配合飼料価格の引き下げと1月の引き上げが実際に発生している。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、ロシア・ウクライナ情勢を始めとした政情不安が続いておりますが、主原料であるとうもろこしのシカゴ先物価格は、安定した収穫量の見通しに支えられ下降傾向が続いており、当社グループは昨年1月以降、4月、7月、10月と4四半期連続して畜産用配合飼料価格を引き下げました。しかしながら、海上運賃の値上げや為替相場の円安進行により円貨建での原材料価格は不透明な状況が続いており、飼料価格安定基金負担金の増額等もあり、事業環境は依然として予断を許さない状況が続いております。」
とうもろこし先物価格の下降傾向がある一方、海上運賃の値上げ、円安による円貨建原材料価格の不透明さ、飼料価格安定基金負担金の増額が実際の事業環境に現れている。畜産用配合飼料価格は4四半期連続で引き下げた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループは本年1月に畜産用配合飼料価格を引き下げ、4月と7月にも連続して価格を引き下げました。しかしながら、飼料価格安定基金負担金の増額や円安の進行等により、事業環境は依然として厳しい状態が続いています。」
円安の進行と飼料価格安定基金負担金の増額が実際の事業環境に現れ、飼料価格の引き下げと併存して厳しい環境が続いている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこし価格は主産地である米国の作付面積の増加見通しから一時的に値を下げましたが、投機筋の買戻しや南米産地での豊作予想、米国での乾燥懸念等から乱高下して推移しております。」
とうもろこし価格が作付面積見通し、投機筋の買戻し、産地の豊作予想および乾燥懸念を背景に乱高下し、原料価格変動が実際に発生している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこし価格は、原油価格の高騰によるエタノール向け需要の回復から価格が上昇していた中で、ロシア・ウクライナ情勢による世界的な穀物の供給不安により、年間を通じて歴史的な高値圏で推移しました。加えて、円安の進行により主原料を始めとする多くの原材料の国内価格は前年同期を大きく上回っております。」
ロシア・ウクライナ情勢、エタノール需要、円安を背景に、とうもろこし等の原材料価格が年間を通じて歴史的な高値圏となり、リスクが実際のコスト環境に現れている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「しかしながら、円安の進行により主原料を始めとする多くの原材料価格は前年同期を大きく上回っております。」
原材料価格の上昇が引き続き実際の事業環境に現れている。飼料事業では原材料価格の大幅な上昇、燃料費・物流費の高騰が営業利益を押し下げたと記載している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこし価格は、ウクライナ産穀物輸出の再開見通しから一時的に値を下げましたが、主産地である米国の高温乾燥懸念や、米国南部の干ばつによる供給不安により米国内での需要が増加し、値を上げて推移しました。これに加え円安の進行により、とうもろこし価格は前年同期を大きく上回っております。」
天候・干ばつによる供給不安、地政学情勢、円安を背景に、とうもろこし価格が前年同期を大きく上回る事象が発生している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「ただし、「事業等のリスク」のうち「原料価格の変動に伴うリスク」につきましては、原料価格の急激な上昇が収益へ影響を及ぼしております。」
原料価格の急激な上昇が、従来想定されていたリスクではなく、実際に収益へ影響していると記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「主原料であるとうもろこしは原油価格の上昇に伴うエタノール需要の増加等による旺盛な需要の影響を受け価格が上昇しており、また、ロシア・ウクライナ情勢等による穀物等の供給不安から、小麦等多くの原料価格が歴史的高値で推移しております。」
原料価格変動リスクについて、とうもろこし・小麦等の価格上昇と地政学的供給不安が実際の事業環境として現れている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしは原油価格の上昇に伴うエタノール需要の増加等による旺盛な穀物需要の影響を受け、5ドル台前半から後半の値幅で推移し、前年同期を上回っております。」
原油価格上昇、エタノール需要増加、穀物需要の旺盛さを背景に、とうもろこし価格が5ドル台前半から後半で推移し、前年同期を上回る事象が発生している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしは天候不安等の影響から春先に急騰し、その後主産地である米国の豊作見通しから値を戻したものの依然前年同期を上回った価格で推移しております。」
天候不安によるとうもろこし価格の急騰と、その後の反落が実際に発生したものの、前年同期を上回る価格水準で推移している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、原料であるとうもろこしや大豆粕は5月前半にかけて南米の産地であるブラジルにおける天候不安等の影響から急騰した一方、主産地である米国においては作付けが順調に進んでいることから、その後は若干値下がり傾向となりましたが、前年同期に比べ値を上げた状況で推移しております。」
ブラジルの天候不安等によるとうもろこし・大豆粕相場の急騰と、その後の値下がりを含む原料価格変動が実際に発生し、前年同期を上回る水準で推移した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、原料となるとうもろこし及び大豆粕ともに、中国向けの旺盛な輸出需要に加え、南米の主産地であるブラジルやアルゼンチンにおける天候不順による作柄への懸念等により、価格は前期比で大幅な上昇となりました。」
中国向け輸出需要や南米の天候不順・作柄懸念を背景に、とうもろこし及び大豆粕の価格が前期比で大幅に上昇し、原料価格変動リスクが実際の事業環境に現れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「主原料であるとうもろこしは、期の前半は主産地である米国中西部が良好な天候に恵まれたことで3ドル前半まで値を下げたものの、8月に発生した大規模な暴風により生育中のとうもろこしへの大きな被害が発生し、価格は反発しました。これに加え、作柄不安と安定的な輸出需要などを要因として価格は上昇傾向が継続しております。」
大規模な暴風、作柄不安、輸出需要を背景に、とうもろこし価格の反発・上昇が実際に発生している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしは、世界的に拡大した新型コロナウイルス感染症の影響や原油価格低迷によるエタノール需要の減少等により3ドル前半まで値を下げ、その後は若干値上がりしましたが前年同期に比べ値を下げて推移しております。」
新型コロナウイルス感染症や原油価格低迷を背景に、とうもろこし相場が3ドル前半まで下落し、前年同期を下回って推移した。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「主産地であります米国の中西部での長雨による作付遅れによりとうもろこしの相場は上昇しましたが、その後に米国農務省から発表された単収予想が上方修正されたことや米中貿易問題の影響等により、期を通じて不安定な値動きとなりました。また、大豆粕につきましても、米中間の貿易合意発表等の影響から12月以降は値上げ傾向となっております。」
長雨、米中貿易問題、貿易合意等を背景に、とうもろこし相場の上昇・反落を含む不安定な値動きと、大豆粕の値上げ傾向が実際に発生している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「主産地であります米国の中西部での長雨による作付遅れでとうもろこしの相場が急騰し高値で推移しましたが、米国農務省から発表された単収予想が上方修正され、一転反落しました。また、大豆粕につきましては、小幅な値下げとなっております。」
長雨による作付遅れでとうもろこし相場が急騰した後に反落し、大豆粕も値下げとなるなど、原料相場の変動が実際に発生している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主産地であります米国の中西部で降雨が続き作付が大幅に遅れたことからとうもろこしの相場が急騰しております。また、大豆粕も降雨による作付遅れの影響から同様の値動きをしております。」
米国中西部の降雨・作付遅れにより、とうもろこし相場の急騰と大豆粕相場の変動が実際に発生している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「飼料業界におきましては、主原料のとうもろこしは天候不順による収穫の遅延もあり単収が下方修正され、需要も旺盛に推移したため、値を上げる展開となりました。大豆粕は米中間の貿易摩擦により米国産大豆の輸出が減少したこと等から値を下げております。」
とうもろこし価格の上昇と大豆粕価格の下落が実際に発生し、原材料価格の変動が当四半期の事業環境に現れている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループにて製造・販売する配合飼料の主原料(とうもろこし等)の多くは海外からの調達に頼っているため、米国等の産地での作付面積・天候変動による収穫量の増減、先物相場における投機筋の動向、海上運賃の変動等は、原料コストに大幅な変動を与える可能性があります。また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
海外産地の天候・収穫量、先物相場、海上運賃、為替の変動による原料コスト・業績への影響と、為替予約による対応を再確認している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループにて製造・販売する配合飼料の主原料(とうもろこし等)の多くは海外からの調達に頼っているため、米国等の産地での作付面積・天候変動による収穫量の増減、先物相場における投機筋の動向、海上運賃の変動等は、原料コストに大幅な変動を与える可能性があります。また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
海外産地の天候・収穫量、先物相場、海上運賃および為替の変動による原料コスト・業績への影響と、為替予約による対応を再確認している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループにて製造・販売する配合飼料の主原料(とうもろこし等)の多くは海外からの調達に頼っているため、米国等の産地での作付面積・天候変動による収穫量の増減、先物相場における投機筋の動向、海上運賃の変動等は、原料コストに大幅な変動を与える可能性があります。また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
海外産地の天候・収穫量、先物相場、海上運賃および為替の変動による原料コスト・業績への影響と、為替予約による対応を再確認している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループにて製造・販売する配合飼料の主原料(とうもろこし等)の多くは海外からの調達に頼っているため、米国等の産地での作付面積・天候変動による収穫量の増減、先物相場における投機筋の動向、海上運賃の変動等は、原料コストに大幅な変動を与える可能性があります。また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
海外産地の天候・収穫量、先物相場、海上運賃、為替の変動による原料コスト・業績への影響と、為替予約による対応を再確認している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「従って、これらの要因により配合飼料の原料コストが刻々と変動する一方、配合飼料製品の販売価格は3ヶ月ごとの見直しが慣例となっているため、これに対応すべく、穀物相場、海上運賃及び為替相場の先物予約等を実施し急激な変動を最小限に止める努力をしておりますが、急激かつ不測の相場変動が発生した場合には経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。」
原料相場、海上運賃、為替および販売価格改定の時間差による業績影響リスクと、先物予約等による対応を再掲している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
為替変動による調達コスト・業績への影響と、為替予約による対応を再掲している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
原料価格・海上運賃・為替の変動が調達コストと業績に影響するリスク、および為替予約による対応を再掲している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「また、為替相場の急激な変動が調達コストに反映され、経営成績に重要な影響を及ぼします。このため為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしておりますが、計画された原料コストによる調達ができない可能性があります。」
原料・為替変動が調達コストと業績に影響するリスク、および為替予約による対応を再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「従って、これらの要因により配合飼料の原料コストが刻々と変動する一方、配合飼料製品の販売価格は3ヶ月ごとの見直しが慣例となっているため、これに対応すべく、穀物相場、海上運賃及び為替相場の先物予約等を実施し急激な変動を最小限に止める努力をしておりますが、急激かつ不測の相場変動が発生した場合には経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。」
原料価格、海上運賃、為替の変動と、販売価格改定時期のずれが業績に影響する可能性を記載し、先物予約等の対応にも触れている。