PBX市場の縮小加速による契約・業績減少リスク
FY2018に初出。8回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2026。
神田通信機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。6社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「既存事業であるレガシーPBX市場については、底堅いニーズに支えられ、受注高は増加に転じた一方、期初の受注残高が乏しかったこともあり、売上高は減少いたしました。顧客動向としてクラウドサービス等への志向が強まっており、かかるニーズへの対応、また、各種ネットワーク工事の拡大や映像系ソリューションの事業化等、事業ポートフォリオの見直しを進めてまいりました。」
レガシーPBXには底堅いニーズがある一方、クラウドサービス等への志向が強まり、期初受注残高の乏しさもあって売上高が減少したと記載している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「既存事業であるレガシーPBX市場については、引き続き底堅いニーズが存在するものの、顧客動向としてクラウドサービスやFMC(Fixed Mobile Convergence)等への志向が強まっており、従来のオンプレミス型PBXの受注・売上は減少傾向で推移いたしました。」
レガシーPBXに底堅いニーズが残る一方、クラウドサービスやFMC志向の強まりにより、オンプレミス型PBXの受注・売上が減少傾向にあると記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループの主力事業であるPBX市場は、PBXのクラウド化や5Gの環境整備による高速大容量の通信環境の充実により、市場規模が相対的に縮小傾向にあります。」
PBX市場のクラウド化・5G環境整備による縮小傾向と、契約減少時の業績影響リスクを継続している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループの主力事業であるPBX市場は、近年のサーバー化の浸透、クラウド化の進展、モバイル化への流れ等から、縮小傾向が続いております。」
サーバー化、クラウド化、モバイル化を背景とするPBX市場の縮小と、契約減少時の業績影響リスクを継続して記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「一方で、既存設備の活用や従来の機能保持ニーズも存在することから、一定規模のPBX市場は今後も残っていくと予想しております。しかしながら、市場縮小傾向が急激に加速し、各企業との契約が大幅に減少した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
PBX市場が縮小する従来のリスクに加え、縮小傾向の急加速と企業との契約の大幅減少を具体的なリスクとして記載している。 - FY2018初出有価証券報告書
「当社グループの主力事業であるPBX市場は、近年のサーバー化の浸透、クラウド化の進展、モバイル化への流れ等から、縮小傾向が続いております。」
サーバー化、クラウド化、モバイル化を背景とする主力PBX市場の縮小を構造的な事業リスクとして記載している。