多額の借入金・金利変動・財務制限条項
FY2021に初出。18回の記載のうち9回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q3。直近の記載は2026-08-06。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに22社。
- 2026-08-06悪化決算説明資料
「現金及び預金残高の減少により、ネットD/Eレシオは悪化」
現金及び預金の減少に伴い、ネットD/Eレシオが前期末の0.8倍から1.0倍へ悪化している。 - FY2026対処有価証券報告書
「当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し多額の借入れを行っており、2026年3月末における有利子負債比率((借入金+1年内返済予定の長期借入金+リース負債)÷資本合計)は107%であります。」
有利子負債比率は前年度の137%から107%へ低下し、借入金残高も15,435百万円となった。固定金利契約と返済を継続している一方、借入金・財務制限条項は残っている。 - FY2026-H1長期借入返済と短期借入併存有価証券報告書
「流動負債は、8,594百万円(同907百万円減)となりました。これは主に、短期借入金が1,700百万円増加した一方、未払法人所得税が1,186百万円、その他の負債が743百万円、従業員給付に係る負債が601百万円、それぞれ減少したこと等によるものであります。非流動負債は、15,174百万円(同666百万円減)となりました。これは主に、借入金が711百万円減少したこと等によるものであります。」
短期借入金1,700百万円が増加する一方、非流動負債の借入金は711百万円減少しており、借入金削減と短期資金調達が併存している。 - FY2025対処有価証券報告書
「当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し多額の借入れを行っており、2025年3月末における有利子負債比率((借入金+1年内返済予定の長期借入金+リース負債)÷資本合計)は137%であります。当社グループでは、金利上昇によるリスクを軽減するため、固定金利による金銭消費貸借契約を締結しております。」
有利子負債比率が前年度の161.6%から137%へ低下し、借入金残高も16,858百万円へ減少した。固定金利契約により金利上昇リスクへの対応も継続しているが、多額の借入金と財務制限条項は残っている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「非流動負債は、16,613百万円(同756百万円減)となりました。これは主に、借入金が710百万円減少したこと等によるものであります。」
短期借入金2,000百万円が増加した一方、非流動負債は減少し、借入金は710百万円減少している。多額の借入金は残るものの、返済による減少を記載している。 - FY2024対処有価証券報告書
「2024年3月末における有利子負債比率((借入金+1年内返済予定の長期借入金+リース負債)÷資本合計)は161.6%であります。当社グループでは、金利上昇によるリスクを軽減するため、既存の借入金の借入条件を見直し、借換えを行いました。」
有利子負債比率は前年度の171.9%から161.6%へ低下し、既存借入金の借換えと固定金利契約により金利上昇リスクへの対応を進めている。一方、多額の借入金と財務制限条項は残っている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「流動負債は、26,842百万円(同20,249百万円増)となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が14,869百万円、営業債務及びその他の債務が3,059百万円、短期借入金が1,800百万円、それぞれ増加したこと等によるものであります。」
1年内返済予定の長期借入金14,869百万円、短期借入金1,800百万円等により流動負債が大幅に増加した。金融商品の開示上の借入金残高も17,580百万円から19,361百万円へ増加しており、多額の借入金リスクが拡大している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「流動負債は、25,872百万円(同19,279百万円増)となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が15,440百万円、短期借入金が2,300百万円、営業債務及びその他の債務が2,132百万円、それぞれ増加した一方、未払法人所得税が386百万円、未払費用や未払消費税を含むその他の負債が336百万円、それぞれ減少したこと等によるものであります。」
短期借入金2,300百万円が発生し、1年内返済予定の長期借入金も15,440百万円増加して流動負債が大幅に増加している。借入金の帳簿価額は前期末17,580百万円から19,249百万円へ増加した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「流動負債は、7,882百万円(同1,289百万円増)となりました。これは主に、短期借入金が1,900百万円、営業債務及びその他の債務が694百万円、それぞれ増加した一方、未払法人所得税が692百万円、未払費用や未払消費税を含むその他の負債が388百万円、従業員給付に係る負債が217百万円、それぞれ減少したこと等によるものであります。非流動負債は、15,591百万円(同710百万円減)となりました。これは主に、約定返済等により借入金が700百万円減少したこと等によるものであります。」
長期借入金の返済により非流動負債は減少した一方、短期借入金1,900百万円が発生し、借入金合計は前連結会計年度末から増加している。 - FY2023対処有価証券報告書
「この他、当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し多額の借入れを行っており、2023年3月末における有利子負債比率((借入金+1年内返済予定の長期借入金+リース負債)÷資本合計)は171.9%であります。当社グループでは、金利上昇によるリスクを軽減するため、金銭消費貸借契約の変更によるスプレッドの引き下げ等の施策を講じております。加えて、有利子負債の圧縮と自己資本比率の向上により財務基盤を強化し、企業経営の健全化に努めてまいります。」
有利子負債比率を171.9%と開示し、約定返済等による借入金圧縮、スプレッド引下げ、自己資本比率向上を通じた対応を継続している。財務制限条項には抵触していない。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「これは主に、約定返済等により借入金が1,314百万円減少したこと等によるものであります。」
長期借入金の約定返済等により非流動負債が減少し、前回開示時点から借入金残高も低下している。ただし、短期借入金1,500百万円が計上され、多額の借入金はなお残っている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「短期借入金が1,500百万円増加した一方、未払法人所得税が1,274百万円、未払費用や未払消費税を含むその他の負債が603百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。非流動負債は、16,958百万円(同656百万円減)となりました。これは主に、約定返済等により借入金が619百万円減少したこと等によるものであります。」
長期借入金の返済が進む一方、短期借入金1,500百万円が発生し、借入金の帳簿価額は前年度末18,635百万円から19,610百万円へ増加している。多額の借入金リスクに対して返済と追加借入が併存している。 - FY2023-Q1返済と短期借入が併存有価証券報告書
「非流動負債は、16,906百万円(同708百万円減)となりました。これは主に、約定返済により借入金が693百万円減少したこと等によるものであります。」
約定返済により借入金が693百万円減少する一方、短期借入金は500百万円増加しており、多額の借入金リスクへの対応は混在した動きとなっている。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「約定返済等により借入金が1,111百万円減少したこと等によるものであります。」
借入金残高は前年度末の19,484百万円から18,561百万円へ減少しており、多額の借入金リスクに対して返済による残高減少が記載されている。ただし、借入金自体は引き続き計上されている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に、未払法人所得税が1,739百万円減少した一方、短期借入金が1,000百万円増加したこと等によるものであります。」
短期借入金が1,000百万円増加し、借入金残高は前年度末の19,484百万円から19,984百万円となっている。 - FY2021初出有価証券報告書
「2021年3月末における有利子負債比率((借入金+1年内返済予定の長期借入金+リース負債)÷資本合計)は217.2%であります。」
有利子負債比率217.2%、変動金利借入、財務制限条項への抵触による期限の利益喪失・一括返済のリスクを記載している。スプレッド引下げ、期限前返済、コベナンツ報告などの対応も示している。