米国株はAI投資の過剰懸念が再燃し主要ハイテク株が売られ、日本株はAI・半導体銘柄の高水準にも売りが出て日経平均が急落する場面が目立った。
米国株式市場ではAI過剰投資の懸念が再燃。10/30の取引でナスダックやSOXなどハイテク株が下落し、アルファベットの決算が市場予想を下回る形で株価が急落。インテルの決算も市場予想を下回り、AIインフラ関連銘柄を中心に売りが広がった。これを受けて一部銘柄が下げを加速し、ナスダックは4営業日ぶりの反落となった。
米国経済指標関連では9月のPCE物価指数が前年同月比で3.6%上昇と市場予想と同水準を示し、エネルギー・食品の変動が大きい中でコア指数は3.1%の上昇とインフレ圧力の根強さが示された。原油高の影響も継続している。
中国市場では10/30に上海総合指数が前日比1.44%安となり、3,600を割って約1年3ヵ月ぶりの安値圏に落ちた。AI関連銘柄を中心に戻り待ちの売りが広がりつつ、金融や高配当株の一部が下支えとなる場面もあった。
日本市場では米国株のハイテク株安を受けて10/30に日経平均が1,369円安と大幅反落。AI・半導体関連の銘柄が全面安となる場面が多く、アドバンテストの寄与度が大きい一方で、午後には押し目買いの動きも見られた。日銀のETF売却ペース加速方針は市場への影響を限定的とみられた。