米国株はAI開発企業アンソロピックのIPO目論見書公開を背景にAI関連株が買われ、NYダウ・ナスダックが上昇。一方、日本株は日経平均が上昇したものの、値下がり銘柄数が多く歪さが目立つ。中国市場は反発と調整を交互に繰り返した。
米国株式市場は、AI開発のアンソロピックがIPOに向けて目論見書を公開したことを受け、AI関連株が買われる展開となった。10月26日にはNYダウが小幅反発、半導体株を中心に買いが広がり、構成銘柄の一部で株価上昇が目立った。10月27日には更なるAI関連株の動きが続き、オラクルなどが上昇。10月28日にはFOMCの据え置きに関する見方が広がる中、AI関連株を含む金融・ディフェンシブ株が支えとなり、相場全体に安定感が見られた。
日本株市場は日経平均が上昇したものの、東証プライムの売買代金が薄く、値上がり銘柄数より値下がり銘柄数の方が多い状況が続いた。10月27日は米国のAI・半導体株高を背景に寄与度の大きい銘柄が上昇を牽引したが、10月28日は新規IPO期待とAI関連株の動きが続く一方、不動産や内需株の下落も目立ち、歪さが強調された。
中国株市場は10月26日が小幅に反発、10月27日は年初来安値を更新して反落、10月28日は再び反発して推移した。政府の経済対策期待やAI関連銘柄への波及効果が観測され、銀行株の上昇やハイテク株の動向が市場の焦点となった。