16日のニューヨーク外為市場でドル円は一時154.86円へ下落後、156.42円まで上昇し、156.36円で引けた。FOMCが3年ぶりの利上げを決定し、年内あと1回の利上げが想定される一方、日銀会合を控え円の動きが荒くなる見通しとなっている。
16日のニューヨーク外為市場ではドル・円が一時154円台後半へ下落後、156円台前半へ急速に戻す動きとなり、原油反落も一時ドル買いの勢いを弱めたが、米8月小売売上高が予想を上回り最大の伸びとなったことがドル買いを後押しした。
FOMCが3年ぶりの利上げに踏み切り、年内あと1回の利上げが想定されるとの見方が広がり、短期金融市場では追加利上げ確率が高まっている。ウォーシュFRB議長はインフレの高止まりを指摘し、ドルを下支えする要因となりやすいとの観測がある。
ただ、本日から日銀の金融政策決定会合が控えており、植田総裁の会見で追加利上げペースに関する発言次第では円買いが強まる可能性がある。BOEの政策会合も予定されており、日米欧の金融政策が交錯する中で振れ幅の大きい相場が続くとみられる。