今日の外国為替市場はドル・円が大きく動く展開が想定され、米国指標の動向と日米金利差の綱引きが焦点となる。
11日のニューヨーク外国為替市場でドル・円は一時154円48銭まで上昇した後、153円24銭まで反落し、153円73銭で引けた。この動きは米8月CPIが前月比で伸び加速したことや9月FOMCでの利上げが織り込まれたことが要因と見られる。ドル買いが強まる場面があった一方で、原油価格の反落によりドル買いの勢いが一旦後退した。
その後は原油動向を受けてドル買いが再開する場面もあり、本日以降も日米の金融政策イベントが目白押しとなる。米FOMCでの利上げ実施が織り込まれつつある一方、日銀の植田総裁会見で連続利上げを示唆するかどうかが焦点となる。市場ではGPIFの資産配分見直し観測も円買い材料としてくすぶり続けており、152円の重要サポートを割り込めば147円までの下落が想定されるとの声や、7月の高値から20~22円程度の調整が見込まれるとの見方もある。