日銀の主な意見公表後、円は対ドルで157円台後半へ下落。債券は利回り上昇、株式は日経平均が続伸する動きとなった。
10月1日の日本市場で円は対ドルで157円台後半へ下落した。米国で個人消費の好調が示されドルが堅調な中、日銀の金融政策決定会合の主な意見と短観の公表を受けて円売りが進んだ。債券は下落し、利回りは上昇。株式は日経平均株価が続伸した。
日銀が公表した9月の金融政策決定会合の主な意見では、物価が過度に上昇を続けないよう適切な政策運営を進める必要があるとの意見が示された。一方、政府側の出席者は既往の利上げの累積的影響を十分点検するよう求めた。短期的には政策金利を31年ぶりの高水準1.25%に引き上げた。
短観によると大企業製造業の業況判断指数はプラス24で前回より改善。一方市場予想のプラス25には及ばなかった。円は一時157円77銭まで下落し、諸我チーフマーケットストラテジストは主な意見に材料は出ていないとの見方を示した。債券は新発10年債利回りが3.085%と上昇。株式は米利上げ観測の後退とAI・半導体関連株の買いで日経平均が買われている。