日経平均は三角もちあいを上放れし上値を試す展開が見込まれ、今後発表の7-9月決算が好調との見方が広がっている。
先週の日経平均株価は1週間で1,945円(2.9%)上昇して6万8,309円となり、複合ショックで下落していた流れから回復基調を示しています。三角もちあいを上放れつつあると指摘され、再び上値を確認する局面が想定されています。
米国のインフレ・金利の状況や原油価格の動向を背景に、日経・米国株の上昇材料が相互に作用しています。特に米国の雇用統計の伸びが想定より弱まったとの見方から10月の追加利上げ確率が低下した可能性が指摘され、原油先物の反落もインフレ警戒をやや和らげたとされます。
AI関連の投資懸念がやや和らぎ、クラウド事業の収益拡大が市場心理を下支えする要因となっています。特にGoogle Cloud・Azure・AWSといった三大クラウドの収益貢献が顕著となり、AIエコシステムの収益循環が明確化してきたとの報告があります。
これから始まる7-9月決算については日銀短観の大企業DIが好調を示しており、製造業・非製造業ともに景況感が改善。これを受けて、長期的な日本株の割安感と上昇余地を見込む見方が継続されています。