データセンター需要の拡大を受け、ダイトロンはGF事業と光デバイス製造装置、半導体製造装置向け部品の3経路で売上を取り込み、通期予想を上方修正した。受注残はGFが103.2億円、光デバイス装置が126.2億円となっている。
ダイトロンはデータセンター向け需要を取り込むべく、GF事業を中心にUPSの設計・施工・保守を手掛け、売上高は2025年12月期の区分として73.0億円、2026年12月期に91.8億円へ拡大する計画だ。GF事業はデータセンター需要の取り込みに加え、光デバイス製造装置・装置組み込み部品の供給も含まれ、データセンター向け大型UPSの受注残は2026年6月末で103.2億円となっている。
同社はデータセンター需要を3経路で取り込む方針を掲げており、第一経路のGF事業に続き、第二経路の光デバイス製造装置、第三経路の半導体製造装置向け部品の販売が進む見込みだ。光デバイス製造装置の受注高は2026年上期で前期比大幅増の94.1億円、受注残は126.2億円となり、売上総利益率は高水準の43.0%を維持している。
2026年8月3日に通期予想を上方修正し、売上高を1,100億円→1,180億円、営業利益を75.5億円→90億円へ引き上げた。上期の利益成長が好転要因となり、3つの経路の受注が今後売上に転換すれば全社の利益貢献が見込まれる。
今後の焦点はGF事業と光デバイス製造装置の受注がどこまで売上と利益へ転換できるかで、部品販売だけでなく設計・施工・保守を含む収益の拡大と高採算装置比率の上昇が利益押し上げの要因となる見通し。
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