ラクーンホールディングスの2027年4月期第1四半期決算で、EC事業とフィナンシャル事業がともに2桁成長を達成。売上高は前年同期比13.9%増の17億7,600万円、営業利益は3億300万円と中間予想を上回った。
2027年4月期第1四半期の決算概要として、ラクーンHDは連結売上高を前年同期比13.9%増の17億7,600万円、調整後EBITDAは3億5,700万円、営業利益は3億300万円と伝え、EC事業・フィナンシャル事業の2セグメントがともに成長を示した。上半期の成長見通しは通期ガイダンスに沿い、売上高成長は約10%程度を想定し、通期では14%前後の成長を見込んでいる。
EC事業ではGMVが前年同期比17.6%増の85億4,300万円となり、国内ECが19.7%増、海外ECが11.7%増と2桁成長を維持。購入客数は増加傾向だが新規会員の獲得から実購買へ結びつくコンバージョン改善が課題として挙げられている。国内の顧客構成では大口顧客の動向が購入単価の増加に寄与しており、企業は人員活用による営業活動を強化した。
海外ECでは購入客数が4.1%増、購入客単価が7.3%増と成長。香港は前期までマイナス成長だったがプラス成長へ回復し、送料補填の試算も実施。スーパーデリバリー、Paid、URIHOの新規顧客獲得施策は新規登録の伸びに寄与し、第2四半期以降の投資拡大方針を継続する。
フィナンシャル事業はPaidとURIHOの2サービスで2桁成長を記録。セグメント売上高は7億2,100万円、Paidは2億9,700万円、URIHOは4億2,300万円。広告販促費の増加により利益は抑制されたものの、デフォルト改善により売上総利益率が改善。