世界遺産・仁和寺の門前にあるリゾートホテル京都 御室 花伝抄が、2026年度グッドデザイン賞を受賞した。庭屋一如を体現する設計で、参道の景観と周辺環境への配慮が評価された。
世界遺産・仁和寺の門前に位置する京都 御室 花伝抄が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2026年度グッドデザイン賞を受賞した。建築計画は仁和寺の歴史と景観に敬意を払い、参道から建物を25メートル以上後退させる配置を採用して周囲の静寂と景観に溶け込ませ、庭屋一如を体現する設計と評価された。
館内は仁和寺御殿をモチーフとした伝統意匠を現代的に再構築し、茶室として重要文化財遼廓亭を再現した茶室や回廊風の食事処、大浴場、貸切風呂などを備える。全67室は襖や蟻壁で空間の広がりと上質感を演出し、仁和寺の二王門を望むラウンジから世界遺産の風情を楽しめる要素も取り入れている。
施設概要として正式名称は京都 御室 花伝抄、グランドオープンは2026年7月3日、所在地は京都市右京区御室芝橋町1番地4、客室数は全67室、建物は地上3階地下1階、共用設備には大浴場や貸切風呂、食事処、ラウンジ、癒し処などが挙げられる。
共立メンテナンスが運営する和の湯宿ブランドの一つとして、京阪神エリアを中心に展開するリゾートホテル事業の一環である。なお、公式サイトや関連資料にはグッドデザイン賞の概要や同社の事業紹介が併せて掲載されている。