前場コメントで、セブン工業が上期の営業損益予想を黒字から赤字へ下方修正したほか、ANYCOLORや西松屋チェーン、ステラファーマなどが関連ニュースとして扱われた。ラクオリア創薬は新規鎮痛薬の第2相試験開始に伴う一時金受領が見込まれ、紀陽銀行には新規カバレッジ開始の動きが出ている。
セブン工業は27.3期上期の営業損益予想を従来の黒字2200万円から赤字5800万円へ下方修正した。中東情勢の影響で資源価格が高止まりし、サプライチェーンのリードタイムが長期化、内装建材の原価上昇が想定を上回って影響した。通期予想は据え置かれ、追加の価格改定や固定費・人員配置の見直し、生産性向上での収益改善を目指す。
ANYCOLORは岩井コスモ証券が目標株価を6300円から5000円へ引下げ、再評価には時間がかかると判断したと伝えられた。自己株式取得などの株主還元は今後も注目点として挙げられており、業界成熟期でも着実な成長の可能性がある場面とされている。
西松屋チェーンは10月度の既存店売上高が前年同月比5.6%減、客数5.6%減、客単価0.7%上昇、全店売上高は3.1%減となったと発表した。期間後半の気温が高めだったことから冬物衣料の売上が前年を下回ったと説明されている。
ステラファーマは再発髄膜腫への適応拡大に係る製造販売承認事項一部変更承認申請が薬事審議会で承認して差し支えないと判断され、正式承認は今後の行政手続きを経て見込まれる。材料出尽くしによる売りも入っている。
ラクオリア創薬は久光製薬へ導出した新規鎮痛薬の第2相試験開始を発表し、契約に基づく一時金2億円の受領が確定する見込み。これに伴う売上計上は26.12期4Qに予定され、通期業績予想への影響はないとされている。
紀陽銀行は野村證券が新規にBuyでカバレッジを開始し、預金と貸出の両輪が業績をけん引するとの見通しを示した。目標株価は2190円で、預金獲得と高ROEを背景に株価上昇余地があると評価された。