円高を背景に、オセアニア通貨の豪ドル円とNZドル円が軟調に推移した。ハウザー豪中銀副総裁のインフレリスク言及で追加利上げの可能性が示唆され、朝の下げ分を解消しても長続きしなかった。市場は今週の指標にも注目しており、豪州NZの雇用・賃金の結果次第で動向が変わる可能性がある。
豪ドルは対ドルでやや軟調となり、ドル安が進む一方で対円では売りが出て軟調に推移した。朝の0.7070ドル前後から0.7086前後まで買い戻される場面もあったが、午後には0.7067ドルまで安値を更新した。
NZドルも朝方の売りが強まり、0.588ドル台から0.5861ドルまで下落。その後は0.5870前後でのもみ合いとなった。
豪ドル円は円買いの影響で軟調に推移し、朝の113.15円前後から112.55円まで下落。ハウザー発言による豪ドル買いが入る場面もあったが、円買い圧力と相殺され限定的な押し上げにとどまった。
NZドル円は朝方の対ドル下落と円買いが重なり、朝方は93.90円台から93.45円前後まで急落。その後対ドルでNZドル買いが入っても下げは抑制されたが、午後には再び安値圏へ押し戻された。