欧州市場ではドル・円が軟調に推移し、WTI原油の下落と米長期金利の低水準がドル売りを促した。主な通貨ペアの取引レンジと、相場の動きを要点として伝える。
欧州市場の日中取引で、ドル・円は159円37銭から159円20銭へ小幅に値を下げる動きとなった。クロス円もドル・円に連れて安い動きとなり、円安の局面でのドルの弱含みが継続している可能性を示唆した。
原油相場はNY原油先物(WTI)が1バレル83ドル台前半まで下落し、ドル売りの材料になった。これによりドルの対主要通貨の強さが後退し、為替市場全体のリスク回避ムードがやや強まったとの観測もある。
この日の主なレンジとして、ドル・円は159円20銭-159円37銭、ユーロ・円は183円73銭-183円87銭、ユーロ・ドルは1.1534-1.1541ドルの範囲で推移した。米10年債利回りは低水準にとどまり、ドル売りを支える要因の一つになった。
要約として、欧州市場でドルの値動きは限定的な軟化にとどまり、原油安と長期金利低下がドル売りの背景となっている。今後の値動きは、原油相場の動向と米金利の水準次第で変動する可能性がある。