CFTC統計で米ドル買い越しが10月13日時点で40万枚超と拡大。対円以外の主要通貨は売り越しが広がり、豪ドルと英ポンドの売り越しは過去最高規模に達した。世界的な長期金利の動向を背景に米ドル買いが進んだ可能性があるとの分析が示される。
米商品先物取引委員会(CFTC)の統計によれば、非米ドル5通貨のポジションのうち米ドル買い越しが10月13日時点で40万枚超に拡大した。これにより米ドル買いの行き過ぎ懸念が高まっている可能性が示唆されている。
一方、円以外の4通貨はほぼ全て売り越しとなっており、特に豪ドルと英ポンドの売り越しは過去最高規模に拡大した。これにより対豪ドル・対英ポンドの米ドル買い余地は限られる段階に入っているとの見方が提示されている。
長期金利上昇は9月半ば以降急拡大しており、世界的な長期金利の動向が米ドル買いを後押しした可能性が指摘されている。10月に入って金利上昇は一巡したとの観測もあり、今後の展開に注目が集まる。
極めて異例な円買いが継続している点も注目される。9月以降の長期金利上昇の中で円が買い越しを維持し、日米の為替動向にはベッセント長官の円安是正策と整合しているとの指摘もある。