米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場の想定どおりの結果となりイベントを通過した安心感から、東京株式市場は前場にかけて広く買いが広がった。寄り付きは日経平均が上昇し、AI関連の警戒感も残る展開となった。
前引けの日経平均株価は前日比43円87銭高の6万3966円87銭、TOPIXは29.34ポイント高の4091.06とともにいってこいとなった。寄り付きで700円超値上がりした後、AI開発減速への懸念が根強く、関連銘柄は軟調で日経平均の上値を抑えたまま推移した。
全体の銘柄の約80%が値上がり、16%が値下がりした。出来高は9億1510万株、売買代金は3兆6036億円。業種別ではその他製品、医薬品、保険業が上昇し、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属が下落した。
午前10時14分時点では日経平均は前日比720円高で寄り付いた後、上げ幅を縮小。AI関連銘柄と半導体関連株の上値を抑える動きが続く。一方でプライム銘柄の8割は上昇しており、FOMCの利上げ決定は事前想定通りとされ、イベントを通過した安心感が買いを誘っているとの見方が大手証券にはある。
寄り付き時点では日経平均株価は前日比720円58銭高の6万4643円58銭で始まった。円安方向へ為替が振れた中、幅広い銘柄で買いが先行し、全体としては前場を高く終える形となった。