大阪取引所のナイトセッションで日経225先物が63,630円まで急落し、現物終値は前日比から大きく下がった。背景にはAI・半導体関連への資金流出と米金利上昇、インフレ懸念があると報じられており、今後の動向が注目されている。
16日の日経225先物の終値は65,520円で、夜間セッションが開始すると米市場の動揺を受けて64,490円まで下落した。午前6時のクロージング・オークションで63,630円が付与され、現物の終値65,324円29銭を約1,694円下回った。株式市場全体の崩れではなく、AI・半導体関連銘柄への資金流出が中心だったとされる。
米国市場ではナスダックが急落し、コアウィーブなどAIインフラ株の信用不安が株価の下落を主導した。加えて米10年債利回りが5%台に上昇し、インフレ懸念と合わせて株の割高感が意識されたと報じられている。金利動向と原油高も背景要因として挙げられている。
63,000円前後を心理的な節目とする整理が続く中、25日線と75日線がほぼ重なっておりデッドクロスが近い状況。乖離率は売られすぎの水準には達しておらず、200日移動平均線の水準が長期的な下支えとして注目されている。75日線・25日線の関係性やデッドクロス成立後の戻りの難易度が市場の焦点となっている。