10月の円相場の対ドル変動幅が4年半ぶりの小ささとなり膠着が続いている。ヘッジファンドの売りの勢いは一服傾向とみられるが、外為市場の薄さが影響しているとの見方もある。
外国為替市場で円相場の膠着が続く中、10月の円対ドル変動幅は4年半ぶりの小ささを記録した。構造的な円売りが残る一方、投資家の動きは落ち着きを見せていると伝えられる。
ステート・ストリート銀行東京支店の貝田和重氏は「取引量が圧倒的に少なくて本当にひどい相場だった」と語り、相場の薄さが市場参加者に重くのしかかっているとの見方を示した。
ヘッジファンドなど、2026年度前半の円安を演出した資金動きが落ち着いてきたとの観測もあり、今後の市場動向に注目が集まっている。