SBIが日本マイクロニクスの目標株価を引き上げ、サッポロビールは出荷価格を巡るカルテル疑いで公取委による強制調査が報じられた。東宝は大和の投資判断を引き下げつつIP関連の成長を期待、DTSはアセット社の株買い増し、青山商事とあさくまは9月の既存店売上高がそれぞれ堅調に推移した。
日本マイクロニクスが7日続伸。SBI証券は収益性と需要の向上を理由に投資判断を「買い」で維持し、目標株価を32300円から39700円へ引き上げた。HBMと中国DRAMメーカーの設備投資拡大によりDRAM用プローブカードの需要が高まるとみなし、売上高と利益率の予想を上方修正したとされる。
サッポロビールは下げ幅を拡大。日経電子版は公正取引委員会が全国のビール大手4社を出荷価格のカルテル疑いで強制調査したと報じた。対象はサッポロビールのほかアサヒビール、キリンビール、サントリーの4社とされ、検察への刑事告発を視野に実態解明を進めるという。これに伴い当該各社も株価が下落した。
東宝は大和証券の投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げ、目標株価を1400円から1660円へ引き上げた。IPを起点とした成長に関する評価は継続され、映画事業の減収減益を補うIP・アニメ分野の成長が27.2期にかけて見込まれる一方、長期的な主力IPの成長性には懸念があるとの見方が示された。
ディスクリプションにあるDSは底堅い展開。アセットバリューインベスターズが保有株を買い増し、DTSの保有割合が6.43%から7.45%へ上昇。これにより同社の株式保有比率が増加した事実が判明した。青山商事は9月度の既存店売上高速報値が前年同月比6.0%増、全店で6.5%増と好調を示す。あさくまは9月度の同指標が速報値で14.0%増、全店ベースで28.1%増となった。