米国株はダウが4日ぶりに反落。中東緊張と原油高を背景に主要指数が下落し、長期金利の持ち直しや為替の動きで相場全体に影響が広がった。
米株式市場は売りが先行し、ダウ工業株30種平均が652.82ドル安の5万2215.16ドルで取引を終えた。ニューヨーク市場の出来高も減少し、全体的に投資家の慎重姿勢が強まった。
為替市場ではドルが円に対して強含み、USD/JPYは終値で156.77-87円付近となり、欧州通貨に対してはドル高・円安が進んだ。長期金利は上昇し、10年物国債利回りは5.00%、30年物は5.32%となった。
商品市場では原油が大幅高となり、WTI中心限月の終値は103.27ドルへ上昇。金先物は売りが優勢となり、12月物の終値は4007.90ドルと約3カ月ぶりの安値を更新した。
株価先物で日経225先物は大阪比270ポイント安となり、国内市場の先物取引にも影響が及んだ。米中東情勢の緊迫化と原油高が短期的な相場の重しとなっているとの観測が広がっている。