米財務長官が円高を促す発言を行い、円高ドル安の進行と日本株の転換点が市場の焦点に浮上している。今後の日米政策動向と円相場の動きに注目が集まる。
米財務長官の発言をきっかけに、円高圧力が強まるとの見方が広がっている。直近の円相場は163円近辺から152~153円へと円高が進み、今後の推移が市場の関心事となっている。
為替の動向は株式市場にも影響を及ぼす可能性があり、9月末を境に日米の政策動向次第で日経平均の動きが大きく変わるとみられる。9月下旬には新たな局面を迎えるとの見方が広がっている。
相場は三角保ち合いの頂点へ向かっており、頂点を越える場合と下へ抜ける場合のどちらになるかが9月末前後にかかってくる。円高が進む局面では、内需関連や海運株、AI関連の個別銘柄の動きが目立つ可能性がある。
今後の焦点は、FOMCや日銀の金融政策決定会合といった大きな政策イベントに移る。日銀が追加利上げを行うかどうか、米国の金利動向次第で円高の継続性が左右される見込みだ。