中国に進出する日系企業は2024年時点で約1万3000社と、ピーク時から約1割減少した。現地法人数は6589社となっている。今後1~2年の事業展開の方向性を「拡大」と回答した企業は21.3%と、調査開始以来最低水準にとどまっている。
中国へ進出する日系企業の数は2024年時点で約1万3000社に減少し、ピーク時より約1割減った。現地法人数は6589社となり、この5年間で396社減少している。
一部の業種で増加している一方で、今後1~2年の事業展開の方向性については拡大と答えた企業が21.3%と過去最低水準にとどまっている。コロナ禍の都市封鎖や米中対立、日中関係の悪化などが背景として挙げられる。
背景として挙げられている3つの要因は、国内事情の変化(日系企業の沿海部集中と人件費高騰、地場企業の台頭)、日中関係の冷え込み、米中対立・台湾問題といった国際情勢の影響である。これらの要因が中国離れの動きを加速させ得るとみられている。
エキスパートの補足として、増減は業種ごとに異なるものの全体として縮小傾向が続き、特に繊維・衣服などの労働集約型産業で縮小が進んでいる。