IHIは夜間PTSで2,800円台を表示。直近の決算では2027年3月期第1四半期の売上高が前年同期比10.9%増の3,745億円、営業利益が同250.5%増の732億円となり、不動産譲渡益を寄与要因としている。
IHIの夜間PTSは取引値が2,800円台(2,800+3)となり、東証終値比は小幅に上昇している。前日の終値は2,809円、始値は2,800円、最高は2,822円、最安は2,772.5円、出来高は約7,524千株、売買代金は約21,067百万円だった。
2027年3月期第1四半期の決算短信によると、売上高は前年同期比10.9%増の3,745億円、営業利益は同250.5%増の732億円となり、不動産譲渡益約400億円が寄与した。航空エンジン・原子力事業の拡大も業績を押し上げ、通期予想も上方修正された。
今後の業績チェックポイントとして、同社は航空エンジン整備・部品販売の拡大と防衛・原子力の需要増を挙げ、成長投資を進める方針を示している。一方で受注機会の減少リスクや棚卸資産増による資金負担、借入条件の変動などのリスク要因も指摘されている。
ILMを豊田自動織機へ譲渡する契約を締結し、資源を成長領域へ集中することで資本効率の改善が見込まれる一方、不動産の売却による資金回収を進めている。東京都江東区の不動産の一部譲渡も完了しており、資金確保が財務基盤の安定化につながる可能性がある。