日銀は政策金利を0.25%引き上げたが、為替市場ではドル円が157円台へ上昇。背景には投機筋の円ロングの巻き戻しと原油高・海外中銀の動向がある。
日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げた。市場では円買いが先行せず、ドル円は156円台前半から一時157円台まで上昇した。背景には、事前の利上げ観測を受けた円ロングポジションの巻き戻しがあったと指摘されている。
佐々木氏は今回の利上げを支えた要因として、中東情勢を背景とするエネルギー価格の上昇、AI関連需要の拡大、予想物価上昇率の上昇、賃金上昇の継続を挙げる。これらが金融政策の見通しに影響を及ぼす可能性があるとされる。
ドル円相場の今後の焦点は158円台半ばの水準に位置する200日移動平均線を明確に上回れるかどうかだ。これを突破すれば再び160円へ向かう展開が想定され、上値を抑えられれば方向感を欠く展開が続く可能性もある。
海外要因としてFRBの追加利上げ観測や原油高、日米金利差の動向にも注意が必要だ。原油価格の上昇は輸入コストを押し上げ、円安材料として働く可能性がある。